なんかもう、一瞬で一ヶ月経過しちゃってるよ。てゆーか今月、週末の土日に外出してません。寝てます。さすがに24時間×2日間を眠りっぱなしというわけでは無いけれど。夜中になってようやくコンビニに買い出しに行く程度かな。あとゲームしてたりとか。FF-XII とか。
私が耐えられるのは、せいぜい2時間程度の残業までだ。これなら連日でもなんとか耐えられる。3時間以上だと、中2日くらい残業無しの日が欲しい。4時間……1ヶ月に1度でもイヤ。えーっと基本路線は残業無しの方向で。……というポリシーなのに、なんか3時間以上の残業が連日連発だった今月の仕事状況。そりゃあ週末寝るわ。
そんでもって FF-XII がまた、やめどきが難しいんだわ。1つクエストが終わっても、ちょっと周囲の状況を調べてきたり、新しいモブ(モンスター退治の仕事)を調べたりしてるうちに、ずるずる時間が経っていく。気がついたら15時間くらいぶっつづけでプレイしてることもあったりする。って、そりゃ仕事の疲れは関係ないのでわ。1日15時間もプレイしてたら、そりゃ外出するヒマも無いだろーよ。
世界を100人の村に例えると……
訂正。「世界を」ではなく、「私の脳内を」でした。どんな脳内だ。
どうやら私の脳内に縞萌えは居ないらしい。シマよりシワ萌え。
Zeta Creations の人からメールが来た。「あー、君んとこの『妄想断片の倉庫 2005/10/17』からウチに、しばしばアクセスがあるようなんだがね。ウチはじつは他にもアダルトグッズのサイトを持ってるんで、そっちにもリンク張ってくれんかね。君のサイトへのリンクを登録することも出来るし」みたいな内容だった。ん〜、獣姦コンテンツじゃなかったみたいなので、何もしないことにした。
この1ヶ月で他に起こったことと言えば、人妻が夏風邪をひいたことくらいだろうか。
風邪ひいて寝込んでる時って、なんか妙に心細いというか、世界から自分だけ置いてきぼりにされたような寂しさがあるんだよな。そのうえ免疫反応で身体が妙にだるくて、「ああ、寝汗をかいちゃったから、起きて着替えなきゃ」とか思っても、何とな〜くぼんやりしたままベッドの中に横になってたり。
気がつくと窓のカーテンが夕日を浴びて、薄暗い寝室でそこだけ赤々と光ににじんでいたり。時刻はわからないけど、もう夕方なのね、と思いつつまだぼんやりしている。
夫は長期出張中で帰ってくるのはまだ1ヶ月も先。誰もいない家に独り。ただでさえ寂しいのに、風邪で寝込んだ人妻にはなおさらに世間が縁遠く思われる。
ふと気がつくと、ベッドの横の床に飼い犬が伏せている。飼い主である彼女を心配して、ずっと付き添っていてくれたらしい。
いけない、この子にも餌をやらないと、とようやく気持ちが前を向いて、ベッドに身を起こす人妻。
どうせ起きたのだからシャワーを浴びて、着替えて、それにシーツも取り替えないとダメね。風邪を引いてるのにちょっと重労働だわ。そうね、先にシーツを取り替えておけば、シャワーを浴びた後は横になるだけで済むわね。でも寝汗まみれの下着を着たままだと気持ち悪いし。
下着を脱ぎ捨て、全裸でベッドをととのえる人妻。寝汗にじっとりと湿った肌を蛍光灯が無表情に照らす。犬の視線が彼女の裸体を見つめている。犬とは言え、夫以外にハダカを見せたのはこれが最初だと気づいてドキリとする。新しいシーツを広げ、シワにならないように、きちんと伸ばす。ベッドに前屈みになった人妻の股間を、背後から見つめる犬の視線。吐息が熱を持っているのは、風邪のせい。そうよ、風邪でなければ、たとえ飼い犬の前だろうとこんな姿をさらすなんて、そんな、はしたないこと……
ベッドメーキングを終え、着古したガウンをひっかけて、人妻は寝室を出る。飼い主が起き出したので、犬はなんとなく嬉しそうだ。でも散歩には連れて行けないの。ごめんね。運動させてあげなきゃいけないのはわかってるけど、でも今は、ごめんなさい。
犬のために餌とミルクを用意してやって、そのあいだに人妻はシャワーを浴びる。肌に絡みつく寝汗を洗い流すうちにも、治りきっていない風邪が悪寒をともなって戻ってくる。いけない、はやくベッドに戻らないと。
シャワーを終えた人妻を、飼い犬が期待のこもった視線で出迎える。ごめんなさい、今日はお散歩は無いの。ホントにごめんね。
きっと貪るように食べたに違いない。わずかなシャワーの間に犬の食器は空になっている。あまり世話してやれなくて、ごめんなさい。犬の頭を撫でてやってから、人妻は足早に寝室に戻る。替えの下着を用意するのを忘れたので、ガウンの下は一糸まとわぬ裸体だ。後から犬が尾いてくる。まだ心配してくれているのだろうかと思うと、奇妙に頼もしい。ハダカの無防備な貴婦人と、無邪気な毛深いナイト。いいわ、今夜のあなたは私のナイトよ。寂しい私を護ってちょうだい。
寝室のドアを閉め、ガウンを脱ぐ人妻。ベッド脇に駆けよった犬が、物珍しげに裸体を見上げている。替えの下着は、どこだったかしら……? 肌が粟立つ。風邪が悪化してるのかも。さあ、新しい下着を着けないと。でも犬の視線が気になる。あんなに無邪気にこちらを見上げている。でも……、でも……?
寂しいから? そうかもしれない。
風邪で普段とちがう状態だったから? そうかもしれない。
でも、いま気がついた、甘い悪魔の囁き。ここは密室。何が起こっても誰にもわからない。夫が突然帰ってくることもないし、もう夜になるから誰かが訪ねてくることもない。そう、それに私は風邪で寝込んでいるはずなのだ。それ以外に何があるというの? この密室の中で?
人妻は灯りを消す。寝室が常夜灯の薄い闇に沈む。
下着を着けないまま、人妻はベッドにすべり込む。いやらしい意味は無いの。だってどうせ寝汗で濡れるのだもの、同じことでしょう? 息が熱いのは、風邪なら当然よ。私がいやらしいことを考えているからじゃ無いわ。
毛布の下で人妻は両脚をひろげる。こんなことをしても、誰が知るだろう? 毛布の下のことなんて。カーテンを閉じた、明かりもない密室の中のことなんて。シーツが濡れる? それは寝汗よ。息が荒い? 風邪のせいよ。
でも、どうして急に? 風邪をひいているというのに。体力を温存しないといけないのに。
わからないわ、そんなこと。ただ、私がいやらしい女だというだけ。密室に気がついた、淫らな人妻というだけ。でもそれは、誰も知らないはずのことよ。
毛布の下で、両手が人妻を苛め始める。風邪で弱った肉体を、よりによって右手と左手の2人がかりで陵辱する。風邪をひいてるくせに、なんていやらしい女なの。夫でさえこんな激しい愛撫は許さなかったくせに。ああっ、誰も、誰も知らないわ、だから大丈夫、もっと苛めていいの! 自分の両手に、もっと苛められてもいいの!
犬がベッドの縁に前脚をかけ、覗きこんでいる。
いけない子ね。あなたはナイトでしょう。ご主人さまのこんな秘密を、覗くなんて。
片手をベッドから出し、人妻は飼い犬の頭を優しく撫でる。先ほどまで股間を弄りまわした手。犬は気づかないのだろうか? それが淫らな手指だということに。もういっぽうの手が、今も淫らな行為にふけっている最中だということに。
人妻は飼い犬の前に手を差し出す。犬はそれを舐める。いい子ね。私を慰めてくれるのね。こんないけない指なのに、あなたは嬉しそうに舐めてくれる。
犬の唾液に濡れた指を、人妻は毛布の下に戻す。もう一方の手が、股間を割って待ちかまえている。濡れた指が、割れ目にすべり込む。唾液に濡れた指。
「っ……はぁっ……!!」
ああっ!! それは……それは夫の唾液じゃないのに……!! 夫以外の唾液を、そんなところに入れるなんて!! そんな……いけないわ……しかも……しかもその唾液は……犬なのよ!!
知らないわ。誰も知らない。
風邪をひいた私がこんなことをしているなんて。犬の唾液でこんなことをしているなんて。
それにもう分からないわ。もう混じってしまって、分かりようがないわ。指を濡らしているのが私のなのか、犬の唾液なのか、こんなに混じってしまったら分からない。
犬には分かるかしら?
毛布から出した出した指は、人妻自身の愛液でねろりと濡れている。鼻先に出されたその指を、飼い犬は疑いもせず無邪気に舐める。彼にとっては、ただ飼い主がスキンシップを求めたに過ぎない。舐められるほどに吐息を震えさせる飼い主の様子も、より彼女を元気づけようとする彼の忠誠心を煽るだけだ。
毛布を剥ぎ取り、飼い主の全裸が、寝室の薄闇に晒される。唐突な動きに驚いた飼い犬の視線が、闇の中で律動するものを追って、飼い主の股間に吸い寄せられる。
ベッドの上で、人妻は顔を横向ける。すがるような視線。だが飼い犬の視線は、激しく蠢く飼い主の手のほうに向けられている。激しく、執拗に、飼い犬の唾液を塗り込める手。風邪に火照った裸体が、はやくも湿った汗の臭いを放ちはじめている。
手が股間をはなれ、彼に向かって差しのべられた。
「きて……」
人妻が誘い、そして飼い犬は従った。
前脚が、そして後ろ脚がベッドの上に乗る。そこにはまだボスの体臭が残っている。ここしばらく見かけなくなった、この家の主の匂い。主人たちの聖域。その聖域に立ち、女主人を見下ろす、犬。
人妻は飼い犬を引き寄せ、頬をすり寄せる。犬はためらいがちに応えて、頬を舐めあげる。
「寂しいの……」でも、それは嘘。「もっとそばで、私を慰めて……」
指が、犬の股間を刺激している。それは、犬の唾液を淫部にはこんだ指。淫らな想像のままに、愛液と唾液を蜜壺の中で練っていた指。その指で、人妻は犬を愛撫する。狼狽した犬を優しい言葉で引き留め、顔を、さらに胸をさし出し、舐めさせる。舐めてもらう。舐められる。彼の股間を撫でながら。飼い犬を勃起させながら。
ついに耐えきれなくなったペニスが、鞘を出る。淫らな人妻の手の平に、熱い肉と血の棒がすべり出す。
ああ……。とうとう勃起させてしまった。いくら密室とはいえ、ここまでして、自分はどうしようというのだろう? どうして……どうして自分はこんなに両脚を開いているのだろう? いいえ、それよりも、どうしてこんなに躰が震えているのだろう? 怖いの? 何が? 浮気が? それとも犬が?
浮気? 浮気ってどういう意味? こんな状況で……全裸で、両脚を開いて、相手を勃起させた状況での……浮気って?
犬が怖い? 自分の飼い犬なのに? 従順で、飼い主思いの、いい犬なのに? なぜ怖がるの?
なぜなら、両脚のあいだにいるのが、犬だから。なぜなら、その犬がこんなに大きく勃起しているから。なぜなら、勃起したペニスが私の手で導かれているから。なぜなら、私が自分の手でオマンコを開いてペニスを待っているから。
ああ。……さわってる。……自分のあそこに、先っぽがさわってる。……夫以外がさわってはいけない箇所に、夫のではないペニスがさわってる。
でもダメ。これじゃダメ。やるなら、徹底的にやらないとダメ。
ほら……ほら、どう? 四つん這いになってあげたわよ。犬みたいでしょう。あなたのために、飼い主のこの私が、犬のように四つん這いになってあげたのよ。さあ……そんなに躊躇わないで……。勃ってるくせに我慢しないで……。
「わん……」
羞ずかしい……こんな誘いかたまでするなんて……あ……そうよ、乗って……乗って、突いて……あそこは私が開いておくから……ダメよもっと深く乗らなきゃ……そう……そうよ……ああ……あなたが突き刺さる!!
風邪で弱った肌が、犬の毛皮に敏感にざわめいている。太腿が、尻が、そして背中まで覆いかぶさった毛皮が、ちくちくと肌を刺す。そして腰を密着させた中心では、前方へ大きく突き出した赤い肉棒の逃げ場は無く、人妻の中心を無造作に突き抜ける。
獣と人妻。
密室の中で繋がる牡と牝。飼い犬は牡に、人妻は牝に。闇の中の主従関係が、甘く、激しく、密やかに、おたがいを貪りあう。密室という状況に気がついたとき、すでにこの情景が心の中にあったかもしれない。いや、飼い犬に裸体を見せたと意識したときからだろうか。
寝室は静かだった。目覚まし時計がそっけなく秒を刻んでいる。ときおり吐息が、何かを押し殺したような必死さで、薄闇に漏れる。そして寝室には不似合いな、犬の荒々しい呼吸音。
いつの間に変わったのか、犬の体位は向きを変え、もはや人妻の背に犬はいない。人妻の柔らかい尻たぶに、毛皮に覆われた犬の尻が、噛み付くように押しつけられている。ペニスは膣の奥深く、子宮口直前の折り返しに突き当たって、固定された。膣口付近では膨らんだペニスの付け根が握り拳ほどにも成長し、もはや牝の逃げるすべは無い。
そして、射精。
数秒と間をおかず、激しく、強く、膣奥を撃ち抜く、射精。
快感が人妻を苛める。限界まで挿入された。瘤で膣拡張された。あり得ない強さで射精を感じた。そしていまだに終わりそうにない量の精液を、流し込まれ続けている。
更けてゆく夜の住宅地に、その家はひっそりと佇んでいる。まだ深夜にはほど遠いのに灯りもなく、すでに寝静まったかのようだ。立ち止まって耳を澄ます者がいても、何も聞き取れはしないだろう。そうして誰にも知られることなく、最奥の寝室では人妻が犬と交尾し、悦楽に漏れる吐息を押し殺している。
誰にも知られぬ、薄い闇の寝室の中で。