ちょっと気晴らし。新作で煮詰まっちゃってるから。って、これはいわゆる「試験前に大掃除を始めてしまう症候群」なのでわ。
犬の生殖器は真っ赤に膨れあがって、まるで血を凝らせたソーセージのように見えた。雪江は床に這って犬の下に頭をさし入れると、唇を開き、それを口腔に受け入れた。
「きったなーい」女生徒の誰かが言った。「犬のチンポしゃぶってるぅ」
雪江はゆっくり頭を押し出して、犬のものをずうっと咥えこんだ。先端が咽の奥まで届いたところでいったん顔を引き、濡れた生殖器を露わにする。そして、もう一度。さらにもう一度。林間学校のコテージは濃霧に包まれて、まるで外界から切り離されたように静かだった。生徒たちの視線が、食い入るように自分の顔に集中しているのが感じられた。この霧では当分、他のコテージから人が来ることはないだろう。ここにいる数人の生徒たちと、犬が、世界のすべてだった。
「先生ぇ〜、汚いと思わないんですかぁ」男子生徒がとぼけた声で言った。
「ええ、汚いわ。だってオシッコするところですもの」雪江は答えた。「あなた達は、こんな汚いことしちゃダメよ」
生徒たちはくすくす笑った。
「あなた達だって、こんなことしたら……」そう言って、雪江は犬のペニスに舌を這わせて見せた。「汚いと思うでしょう?」
「フケツぅ!!」
「変態っぽいよな」
「インランよぉ〜」
「ボッキする〜」
「誰だよ、今の?」
生徒たちは、どっ、と笑った。
「先生、そんな汚いことして、平気なんですか?」
女生徒が聞いた。目がぱっちりしていて、笑うと可愛い、クラスでも一番人気のある子だ。熱のこもった、ちょっと意地悪な視線を雪江に向けている。
「平気じゃ、ないわ」もう一度、口を犯させて、熱い息を吐いてみせる。「ねえ? あなた、ちょっと先生を手伝ってくれないかしら」
「えぇ〜!? 何するんですか? あたし、先生みたく汚いの、嫌ですよ」
「大丈夫よ。犬には触らなくていいから」
「そうですか? じゃあ……」
彼女は進み出ると、雪江の横にしゃがみ込んだ。
「何すればいいんですか?」
「あたしのスカートの中、見てくれる?」雪江は言った。「スカートをめくって、下着を降ろしてちょうだい。先生がどんなに平気じゃないか、わかるから」
「えぇ〜!? 先生、ヘンタイ!!」
「お願い……お願いだから、見て」
「見て、だって。やらしい」明らかな嘲笑をこめて、彼女は言った。
「見てやれよぉ」男子が声をかける。「そして俺にも見せろぉ!!」男子たちがやんやと喝采を送った。
「バカ!」一言、言い返すと、彼女は雪江のスカートをめくった。「やだ、染みてる……」
スカートを完全にめくり上げると、雪江の尻に食い込んだ下着が生徒たちの前にさらけ出された。女生徒はその下着に手をかけると、太腿にそって、そうっとずり下げていく。
「うわ、おもらし状態よ、先生」
興奮した雪江の股間は、溢れる愛液でぐしゃぐしゃになっていた。
女生徒は下着をさらに引き下ろすと、雪江の脚から引き抜いた。
「先生、お尻、みんなのほうに向けてよ」雪江は言われたとおりにした。「みんな、見える?」
生徒たちの視線が、子宮まで食い込むかのように感じられた。
「見える、見える」
「見えねー」
「もっと脚、開かせろ〜」
「ほら、脚開いてだって、先生」
雪江は両膝を広くすると、尻を宙に突きだした。
「みんな、どう?」女生徒が聞く。
「まだ、見えねーって」
「もっと開かせろよ」
「指で開かせてみれば?」これは、他の女生徒だ。
要望されるままに、雪江は片手を股間に伸ばすと、自分の性器を左右に開いた。ぬめる肉が外気に触れ、ひやりとする。
「おお〜」
「丸見え! やったぁ!!」
「あ〜!! いま、なんかたれたの、見た?」
「ねえ? 先生って、やらしいわよねぇ」女生徒はそう言うと、雪江の性器を指でなぞった。「うわぁ……ぬらぬらしてる」
女生徒の指が割れ目の中を上下し、膣の入口の周縁をさまよった。
「あ、そこは、ダメ」雪江はとっさに言った。
「え〜? 何がダメなんですか、先生」そう言う間にも、指の先端が、くぅっ、と中に入ってこようとしている。
「そこは、とってもいやらしいことに使う穴だから、あなたは触っちゃいけないの」
「いやらしいことって、何ですかぁ〜」男子生徒の誰かが言った。
「それは、いま……あん」女生徒がクリトリスをぎゅうと押し潰したので、雪江は悲鳴を上げた。「いま……教えます」
雪江はそうっと体の向きを変えて、犬のほうに尻を向けた。「さ、おいで」犬は喜んで雪江の背に乗ると、そそくさと腰を合わせてくる。充分に愛液にまみれた雪江の穴は、何の抵抗もなく、張りつめた生殖器を呑み込んでしまった。
「きゃあ」女生徒の誰かが黄色い声を上げた。「やだやだ、はいってるぅ」
「すげえ!! ずぶって入ったよ、ずぶって」
手伝いに呼び出されたせいで、一番間近で見ることになった女生徒は、とみに嬉しそうだった。「そうか、犬のおチンチンを入れる穴だったんですね」声がはずんでいる。「でも、あたし、犬とそんなことするの、嫌です。あたし、変ですか、先生?」
「変じゃないわ」息を荒がせながら雪江は答える。「変じゃ……ああん……変じゃないのよ。あなたたちは、人間と……あっ、くぅう……本当に好きになった人と、やるの。それが、普通なのよ」
「でも、先生は犬としてるじゃないですか?」
「これは、本当はやっちゃいけないことなのよ……あん、あぁん」激しくピストン運動し始めた犬に合わせ、雪江は尻を振った。「これは……これは……あぁ、激しいわ……これは、獣姦っていうの……あっ!! いきそう……決して、やってはいけないことなのよ……あぁぁぁっ」
ひときわ深く突き入れられた一撃で、雪江は悶絶しそうになった。じっさい突き入れられるたびに、激しい快感のうねりが、何度も何度も身体を駆け抜けていっているのだ。
「さあ、みんな、よく見なさい……あっ、あっ、あぁっ……先生は……あぅん……先生は……」雪江は歓喜の声を漏らしながら、生徒たちに呼びかけた。「先生は今、やってはいけないことを、やっています……ああぁーっ……どんなにいけないことなのか、ようく見て下さいね……はぁっ……もう、だめそう……さあ、みんなで……だめ、だめぇ……言ってみなさい……先生は……お、お願い、はやく……先生は、なんですか……あっ、あぁぁーーーっ、注がれるぅぅ」
犬は身体を強ばらせ、雪江の中に射精した。びくっ、びくっ、と腰がわなないた。
「さ、さあ、言って……先生は……なに?」
「先生は、変態でーす!」後ろのほうから女生徒が言った。
「不潔な淫乱女!」
「牝犬だぁ!!」
「犬マンコ、とか」
「ヤリマン!! 犬とでも寝る売女!」
「そう……その通りです……あぁ……みんな、よくわかってるわ」膣の中で、犬のものが球根状に膨らみ始めていた。「先生は、変態で、不潔で、淫乱な、牝犬です。さあ、見なさい……犬が、体の向きを変え始めてるでしょう……あぅっ……これは、牝犬に射精するときの体勢なの……先生の子宮はこれから、この犬の精子をたくさん注ぎこまれるのよ」
「ええ〜っ!?」わざとらしく女生徒が声を上げた。「やだぁ、もう。先生って、どこまで変態なんですか!!」
「それは……あ、出てる……あなたが、見てるとおりよ……」
「犬と子造りするくらい?」
「そうよ……」
「犬と結婚するくらい、とか?」
「ああ……したいわ」
「じゃあ、しましょう!!」女生徒が言った。「ねえ! みんなで証人になって、先生を犬と結婚させよう!」
「きゃあ! インモラルぅ!」
「俺は、賛成」
「俺も!」
「みんな、賛成だって。先生、よかったじゃん」
「あ……ありがとう、みんな……先生、嬉しいわ……ありがとう」
霧がすべてを覆い隠す中、隔絶されたコテージで、雪江は生徒たちの視線に見守られながら即席の結婚式を挙げた。淫らな林間学校は、まだ終わらない……。
ああ、すっきりした(ナニガ?)。
しかし、これくらいなら1日あればスパッと書けるのになあ。なんで実際に小説になると、筆が進まなくなるんだか。謎だ。
あ……(何か、考えている)……もしかして、これを新作としてアップすれば良かったのでは……? ありゃー。書いてから気がつくとは。……ん、でもこの内容だと、背景がはっきりしないな。雪江がなんでこういう状況になってるのか、とか。いや、やるだ系なら、そんな配慮はいらんか……?
まてよ、じゃあこれからその状況説明の部分をでっちあげて、頭にくっつけて、小説1本作ってしまえば……(ちょっと心を動かされている)……いや、とりあえず、今やってる奴を上げてからにしよう。
うむう、それにしても新作は、難航しまくってる割に、この妄想より面白そうには思えないな、我ながら。って、いきなり何を言うかー!! 面白くなるように、知恵を搾らんかい!! くそう、ひさびさにアレをやるぞ。
気合いを入れろぉ!! パンパンッ、パパパンッ、パパパンパンッ!! うおおおぉっしゃああああああぁっ!!!