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2007/05/04(金)

新マシンへの移行はほぼ終了。まだちょっとデータ移行とか残っているものもあるが、日常の作業は新マシンで出来るようになった。IME の変換効率がまだちょっとアレだが、これは今後の学習に期待するしかあるまい。

というわけで私はさっそく某オンラインゲームにどっぷりしたいので(ぉぃ)、新旧マシンの性能対比をメモって今日は終わりにする。


従来マシンのスペック

CPU
AMD Athlon XP 3000+(これを BIOS 設定をいじって、ちょっとだけクロックアップしてある)
Mother Board
K7N2G(MSI)
Front Side Bus : 333MHz
Chipset : nVIDIA nForce2 IGP
Memory Support : PC3200/2700/1600 DDR DIMM / AGP 8X / IDE : Ultra DMA 133
Main Memory
1GB(いちいち型番までおぼえてねーよ)
Graphics Card
GF66GT-A128H(玄人志向)
GPU : nVIDIA GeForce 6600GT
コアクロック : 500MHz / メモリクロック : 900MHz / Video Memory : 128MB DDR3
インターフェイス : AGP 8X
HDD
IC35L090AVV207-0
80GB / Ultra ATA 100 / 7200rpm

そして新しく作ったマシンのスペック。

CPU
AMD Athlon 64 X2 5600+(ほんとうは 6000+ が欲しかったんだけど売り切れだった)
Mother Board
GA-M61PM-S2(GIGABYTE)
Front Side Bus : 2000MHz
Chipset : nVIDIA GeForce 6100/nForce 430 Chipset
Memory Support : DDR2 800MHz / PCI-Express x16 / SATA 3Gb/s
OS Support : Microsoft Windows XP/2000(Vista は? ねえ、Vista は?)
Main Memory
1GB(同上)
Graphics Card
GeForce 8600 GTS XXX EDITION(XFX)
GPU : nVIDIA GeForce 8600GTS
コアクロック : 760MHz / メモリクロック : 1130MHz(?) / Video Memory : 256MB DDR3
インターフェイス : PCI-Express x16
HDD
ST3250620AS
250GB / SATA 2 / 7200rpm

FSB がナニこれ?ってくらいに速くなってるが、性能にどの程度影響するのかは謎。

グラフィックス・カードはコアクロックのとこだけ見て買ってきたのだが、どうやら「オーバークロック版」というものらしい。メモリクロックについては箱にもマニュアルにも記載がなかったので、どっかにスペックを書いたページでもないものかと Google で検索したところ ITmedia の記事を見つけた。上記のスペックもこの記事中の数値を持ってきたものなので、私のマシンで使っているのが実際にこの記事と同じクロック数かどうかは分からない。ので、(?) をつけてある。

ちなみにこの ITmedia の記事によると、GeForce 8600 GTS よりも GeForce 7900 GT とかのほうが性能が良いらしい。くそぅ、やっぱし x600 って型番は性能期待しちゃ駄目なのか。○| ̄|_

それはともかく、新旧マシンのスペック表だけ書いてもイマイチぴんとこない。やはりここはベンチマークで比較だな。とりあえず2年前にやったベンチマークと比較して、どの程度の性能アップになったのか見てみよう。


せっかくなので、従来機の GeForce4 MX 時代のベンチマークもあげておく。

従来機(GeForce4 MX)備考
OS : Windows 2000 Professional SP4
ハードウェア構成 : 上記スペック参照
Final Fantasy XI Official Benchmark Program 3 ver1.00
高解像度:SCORE = 1966-H(丁度)
低解像度:SCORE = 3544-L(とてつよ)
人工少女 ベンチマーク(解像度:1024 x 768 x 32bit)
21人 / 09

そして、つい先日まで使っていた従来機(GeForce 6600 GT)でのベンチマーク。

従来機(GeForce 6600 GT)備考
OS : Windows 2000 Professional SP4
ハードウェア構成 : 上記スペック参照
Final Fantasy XI Official Benchmark Program 3 ver1.00
高解像度:SCORE = 4112-H(とてとて)
低解像度:SCORE = 5887-L(とてとて)
人工少女 ベンチマーク(解像度:1024 x 768 x 32bit)
21人 / 020
動画キャプチャ性能
動画キャプチャソフト : CaptureWizPro 3.60 試用版
画面解像度 : 1024x768 / キャプチャ対象の MMORPG 画面サイズ : 800x600

音声取り込み あり / プロセス優先度設定 通常 ---- 0.3fps
音声取り込み なし / プロセス優先度設定 通常 ---- 4.4fps
音声取り込み なし / プロセス優先度設定 通常以上 ---- 20fps

でもって、できたてほやほや(死語)の新マシンでのベンチマーク。

新マシン 備考
OS : Windows XP Professional SP2
ハードウェア構成 : 上記スペック参照
Final Fantasy XI Official Benchmark Program 3 ver1.00
高解像度:SCORE = _8087-H(計り知れない)
低解像度:SCORE = 10231-L(計り知れない)
人工少女 ベンチマーク(解像度:1024 x 768 x 32bit)
21人 / 030
動画キャプチャ性能
動画キャプチャソフト : CaptureWizPro 3.60 試用版
画面解像度 : 1024x768 / キャプチャ対象の MMORPG 画面サイズ : 800x600

音声取り込み なし / プロセス優先度設定 通常 ---- 15fps

某オンラインゲームの画面キャプチャは1種類しかやってないが、たいした工夫も無しにこれだけのパフォーマンスが出るなら充分だろう。てゆーか CaptureWizPro は動画キャプチャ時のフレーム数をあらかじめ指定するのだが、この指定を 20fps にして計測した結果が 15fps なのだ。つまり 5fps ほどコマ落ちしているわけで、てことはキャプチャするフレーム数をもっと高く(たとえば 40fps とかに)指定すれば、たぶんもっと凄い数値が出るだろう。実際、出たし。そんな高レートでキャプチャしても、ファイルサイズがでかくなるだけで意味無いので真面目に計測しなかったが、従来機にくらべて圧倒的なパフォーマンスを出せるということはよく分かった。

それにしても FFXI とか人工少女とかはほどほどの性能アップに見えるのに、動画キャプチャは劇的にパフォーマンスが改善されている。たぶん動画キャプチャはマシンの総合的な性能が問われるってことなんだろうな。単に3Dオブジェクトを描画するだけでなく、画面に表示されている内容をコピーしたり、画像の特定領域だけを切り抜いたり、それを保存したり……といった作業で、CPU 本体の性能とか、メインメモリとの I/O の性能とか、HDD に保存するときの性能とか、いろいろ。

しかしだ、やっぱり固まるのだよ、某オンラインゲームは。特に新大陸。サーバー側の応答が遅いんだろうと思うけどさ。


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