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2007/03/27(火)

DelusionWriter をちょこちょこ改造中。なんかもー、やっつけで作っているから、クラスの切り分けとかがかなり変。データ構造も変。改造を進めつつリファクタリングもするという「もののついで手法」で開発を行っているが、そもそも機能改造にせまられるのは妄想書いてる最中に機能的な不満を覚えたりするせいだったりするわけで、本来の目的である妄想書きを放置してコード書きに没頭しちゃうってのはどうよ?

まあ、コード書くのも楽しいから、いいけどな、自分的には。

とりあえずではあるけれど、ようやくプロファイルの追加・編集ができるようになったので、使い方に少しは幅が出てきたような気がする。テキストエディタで普通に文章書いてる場合はプロファイル管理なんてあまり意味ないかもしれないけど、DelusionWriter はWEBサービスなアプリなので、こういう機能はけっこう重要だ。なにしろ全文検索や文字列置換といった、テキストエディタでは当たり前に存在する機能が使えない(ともかく今のところは)。ヒロインの名前が変わったときにどーするか!? という状況は、私の場合けっこう頻繁に遭遇するので、プロファイル管理が出来ないとえらい苦労することになってしまう。

あと、文章記述時にキャラ名を指定する方法も変更した。最初は %char-001% みたいな指定の仕方にしてたけど、さすがにこれは書いてて萎える。萎えるだろ、普通。

いちいち試すまでもないけど、

っていうのは、書いてる本人にしても、上の方が書きやすい。ノリやすさが違う。下の方はなんかのスクリプトみたいな感じで、書きながらハァハァするってノリじゃない。途中で嫌になってマシンをシャットダウンしたくなる。

とはいえ、そのままキャラ名を書いてヨシ、ってのも仕様的に難しい。実は一度はそういう仕様で実装したんだけど、「愛奈の他に、愛って名前のキャラがいたらどうなる?」「愛って名前のキャラがいたら、素の文の“愛欲”みたいな文字列はどうなる?」と考えていったら破綻した。やむを得ず、折衷案として ((愛奈)) みたいな記法を採用することになった。これだとうっかり (( )) で囲むのを忘れたりしそうになるけど、そこらへんは別の機能で対応。

ん〜、しかしいまだに Story レベルでの管理機能が無いな。おかげでそのしわ寄せが全部、Chapter レベルに被さってきている。早いとこ Story を管理できるようにしないと、えらいことになりそうだ。

たしか先週だったと思うけど、日経ITPro の何かの記事の中で「ワープロなどで文書を作ると、文書を作るということ自体に気を取られて、肝心の『何を作りたいのか』という部分を見失ってしまう」みたいな記述があった。あー、そういうの、あるある。

俺もエロ妄想書いてて、よくそういう状況に陥ることがある。タイトルを考えたり、エロい描写につなげるための前段階のシーンをちまちま書いたりしているうちに、そうやって『物語としての形を創りあげる』ってほうに気を取られてしまう。で、結局、肝心の『書きたかったエロいシーン』を見失ってしまうという……。

やっぱり余計なことに気を取られないで、いちばん書きたい部分を確実に書き上げる、ってことを考えるべきなんだろうな。うむ。これを便宜上、シーン主導型構築、すなわち Scene Oriented Writing と呼ぶことにしよう。略して SOW だ。そう、SOW だ。ベタな駄洒落でごめんなさい。

しかし今の DelusionWriter では、SOW に沿った創作を支援するのは、無理だな。てか、もともとそういう方向を考えたツールじゃないし。まあ、いつか名案が浮かんだときのために、SOW という概念は脳ミソの片隅に記憶しておくことにしよう。


Wiz さんによる問題提起:ソフト屋と獣姦好きの相関関係について

う〜ん、これは獣姦好きかどうかではなく、サイト立ち上げまでやるかどうかの問題ではないかと、私は思った。「獣姦は好きだが、自分の求めるコンテンツが見つからない」という状況で、「しょーがないなー、あきらめるかー」となるか、「じゃあ俺が作って、ついでにサイトをでっち上げてアップしとくかー」となるか。

ソフト屋の人には「無いなら自分で作ってしまえ」な行動をする人がけっこう多い(ような気がする)ので、結果的に、獣姦なサイトを作ったり、獣姦なコンテンツを提供したりする人は、ソフト屋の割合が多くなる。まあ、この理屈でいくと、マイナーな趣味のコンテンツならなんでも、ソフト屋な人の割合が多くなることになるわけだが。

けど実際にマイナーな趣味のコンテンツでソフト屋な人が多いかどうか、私は知らない。だれか調査しないかな。


最近ちょっと調べたこと。全国の酪農農家の戸数の推移。これは酪農だから他の家畜(肉牛・豚・養鶏など)は含んでいないわけだが、全体的な傾向はたぶん同じだと思う。ひたすら一直線に減ってるなあ。

しかも「一戸あたりの飼養頭数」が反比例して増加しているということは、酪農という農作業が大規模化しているということだ。2006年の数字なんか、すさまじいよな。「一戸あたり 61.5 頭」って、あんた……。これ、昔ながらの「農家」とは絶対に違う。一家族のレベルで行える規模のもんじゃない。だって 60 頭以上も牛がいるんだよ? 畜舎を建てるための土地にせよ、世話をする人手にせよ、もう絶対にこれは企業レベルの規模だ。

企業レベルってことは、農家の一人娘が日常生活で家畜とふれあう……、なんてシチュエーションはちょっと無理ってことだわな。ああ、日常から動物がどんどん消えてゆく。


まったくどうでもいいことだが、私が DelusionWriter を使用する場合のアクセス先は、http://www.zoom-palace.jp/〜 ではなく、http://localhost/〜 のほう。自分のパソコンで Tomcat 5.5(これ最新版は既に 6.0 が出てんだね。知らなかった)を動かして、ブラウザからアクセスできるようにしている。ZooM Palace にアップしてあるのは、あくまでサンプル品としての展示なので、興味ある人は好きなようにいじってかまわない。ま、Profile とか Chapter とかはまだ削除機能がないから、新規作成するとゴミになって残ったりするけど(^_^;

どうすっかな。Story の管理機能まで実装したら、とりあえずソースコードも公開しようかな。まあ、こんなツールを使う気になる人間が、私以外にいるかどうかは分からんが。(自分が欲しいと思うものは、他の誰かも欲している。ソフト屋の第何番目かの法則)


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