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2005/08/09(火)

最近、ますます文章が書けなくなっている。ちょっとしたネタは思いつくんだが、それを文章にすると、もう駄目。特に小説は駄目だ。最初の1行を書いた時点で疲れる。萎える。そっぽ向きたくなる。

なんかね、お話の中の一文として文章を書くでしょ? 情景描写とか、心理描写とか……。そうすっとね、「けっ」って思っちゃうわけですよ。「なーにをお高くとまってやがんでぃ!」って感じで。自分で書いた文章が、自分で読んでてわざとらしくてしょうがない。なんか偉そうに型にはまった文章を、でーんと押しつけてるように思えてしまう。読む気になれない。まして、そんな偉そうな文章の続きを書くなんて、あああああ、あーいやだ。まあそんなふうに感じること自体、何様だ、ってえのもあるけど。

理屈では判ってるつもりなんだけどねえ。大事なのは読んでハァハァ出来るかどうかってことで、書かれてる文章が偉そうだろうが定型文だろうが、んなこたぁ読むほうにとっちゃどーでもいーことだってのは。

読者にとってどーこー、などと言うこと自体、100年早い。

個人的趣味でやってるサイトのくせに、読者ウケを考える方がどうかしてるよな。そりゃあそうだ。で、自分にウケるかどうかだけを考えるなら、ま、別に書かなくてもいいわけで。だって以前と違うもの、世の中が。5年前は獣姦モノを探すのもひと苦労だった。探そうにも、どう探したらいいかも分からなかった。今は、ネットで検索すればそれなりに情報が手に入る。フラミンゴRやコミックムーグでは定期的に獣姦モノが掲載されている(と思って良い……はず)。まして「獣 for ESSENTIAL」などという、あからさまに獣姦なタイトルのアンソロジーが、1年未満に3回も出版されたりとか。

DVDでも、獣姦コンテンツは圧倒的に増えているし。これが5年前なら、画質の悪い洋モノのビデオしか無かったところですよ?

5年前は「欲しければ自分で創るしかない」状況だったけど、今はいくらでもあるからねえ。

ひさびさに過去の文章とか見直してたら、2年前にやった「5万ヒット記念アンケート」を見つけた。むう……現在ではカウンタの数値は60万超えてる。隔世の感があるなあ。んでも当時はまだ、バリバリ書く気があったんだよな。これも隔世の感があるなあ。まあ人間なんてもともとが飽きっぽいものなんだから、いつまでも書く気を維持してるほうが珍しいのかも知れないが。

こういうアンケートを今、実施したら、たぶん惨憺たる結果が出るだろうな。怖くて出来ないや。特に「もっと頑張りましょうコンテンツ」。今やったら、間違いなくぶっちぎり1位で「物語の部屋」が挙がるだろう。分かっているだけに、結果が怖い。ま、怖いもの見たさでやってみたい気もしないではないが……。

そう言えば、最近の傾向としてニーズがあるのは、やっぱり犬なんだろうか。5年前2年前なら犬と馬が2強で、それ以外がぽつぽつある程度だったけど、今ならどうなるやら。少なくとも、選択肢には「猿」と「豚」が追加されることは間違いない。逆に「蟲」は選択肢から消えるかな。当時はまだ獣姦と異種姦を切り離すのは不安があったけど、2005年現在ならむしろ切り離すのが当然だろう。

いや、やらないけどね。面倒くさいし。


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