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2005/05/29(日)

レンタルでSEED借りてきた。DVDで1〜6巻まで。まだまだ見てる途中なんだけど、うーむ、確かにこれは First とはぜんぜん違うな。キャラの造形とか性格とか話の展開とか、思いっきり今風な味付けだし。戦闘シーンは「ガンダム VS ガンダム」な組み合わせばっかりだし。主人公含めて同年代同士のやりとりばっかりで(ほとんどの場合)話が進んでいくし。ひとことで断じてしまうなら、「戦場を舞台にしたディープな学園ドラマ」って感じか。世界が狭く閉じている感じがする。

そんな中であえて1つ言うなら(まだ言い足りないのかよ)、「モビルスーツがゴテゴテしすぎ」だと思う。Gシリーズは仕方がないとして、ジンとかはもっとすっきりしたフォルムのほうがいいような気がするなあ。って言うか、ザクですよ、ザク!! 余計なものを極力排除した簡素ながら機能性を感じさせる、あのフォルム。MS-06 シリーズこそ、真のモビルスーツだっ!!

フレイ怖い、フレイ怖い、フレイ怖い。あの女怖すぎ。どうして誰もあの女を射殺しないんだ。1発の銃弾ですべてケリがつくのに。フレイ怖いよう。

オープニングで乳揺れしてるアレは誰だ。やたらエロいぞ。髪型から推測すると……フレイ? ラミアス艦長? ま、まさかクルーゼ隊長では? だとしたら、わざわざシルエットにしているのも納得できるが(って、あいつは男だろうが)。

私の見たところ、あの乳は3Dで揺れている。世に初めて乳揺れというものが現れたとき、それは「上下に揺れる」ことを意味したものだが、SEEDのアレは「上下/左右/高低」の3軸で揺れている。「3軸揺れ」と命名しよう。体型も考慮に入れると、85% の確率であれはラミアス艦長に違いない。「艦長!! 3軸揺れしています!! こちらはもう、これ以上は保ちそうにありませんっ!!」

ラミアス艦長と言えば、ちょっと決断力に欠けるところがあるなあ。いや、優しさ重視のキャラだってのは分かるんだが。どうせなら決断するところはバシッと決断させて、決断と優しさの板挟みにしちゃって苦悩させるってほうが萌えるんじゃないかと考える私はダメですかそうですかそうですよほっとけ。

今日はちょっと遠出して、フィギュアのお店とか廻ってきた。1店じゃなくて、3店か4店くらい。とりあえず何も買わないことにして、とにかくひたすら見る。見る。見る。見まくる。勉強のつもりで、見る。

勉強の結果、確実に言えるのは、1日で勉強するのは無理です私が思い上がってましたごめんなさいもう勘弁してください。お腹いっぱいを通り越して、もどしちゃいそう。マジで頭痛とかしてきたよ。もうだめえ。

そもそもスケールからして何種類もあるし。身長30センチくらいのもあれば、わずか5センチに満たないのもある。食玩系とかはやたら小さくて、でも物理的な大きさは一定なので、動物の種類によってスケール比率(と言うのだろうか)が変動するし。ディティールにしたって、細かいとこまで作り込んであるもの、ざっくりアバウトなもの、いろいろ。この上、可動かどうかまで考えに入れると、いやもう駄目だよ処理能力パンク状態。

動物のフィギュアは確かに少ないんだが、全くないわけではない。ただ大きさがねえ。食玩レベルとでも言うんだろうか。やたら小さい。ペットシリーズかなんかで、犬種が3〜4種類くらい揃ってるのがあったが、大きさを考慮して女の子をあつらえるのは、けっこう大変そうだ。いや、大きさだけじゃなくてポーズも合わせないといけないから、もっと大変。

本気でやるのなら、動物も人物も自分で造形からやるべきなのだろうけど、私には逆立ちしても出来ないと思う。そこまでやるのは「造形師」とか「原型師」とか言われるレベルなわけで、フィギュアが趣味とか言うならまだともかく、別ジャンルの趣味の延長でほいほい到達できるものでもないだろう。むしろ造形師の人がこっちの趣味に目覚めてくれるほうが、よっぽどありそうな話だ。獣も作れる造形師。略して「獣型師」。そんな人はたぶんこの世にまだ1人もいないだろうが、とりあえず言葉だけ作っとけ。

板に乗って本番なのが「まな板ショー」。板の上に貼り付いて身動きできないのが「かまぼこショー」。人が来ようが、犬が来ようが、動けません逃げれません。

「だ、駄目ですっ!! いきなり馬なんて、無理ですっ!!」

「そう? 仕方ない子ね。じゃあ……大きさも同じくらいだし、とりあえず、これで練習してみる?」

「か、かまぼこっ!?」


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