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2004/02/24(火)

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あんまし騒ぎ立てるとまた消えてしまう可能性もあるので、ひっそりと楽しむように。何がって、獣姦小説史的にも貴重な、あの作品のことだが。

ひさしぶりにふと立ち寄ってみたところ、「らっきー」シリーズが復活してた。すわ、リンクを……と思ったが、前回はリンクした後すぐに「らっきー」だけ消えてしまうという事態があったしなあ。というわけで、ここはやっぱり念のため、とリンク申請メールを出したのが週末のこと。そして今日、「リンクフリーなんで好きにして下さい」という返事が来た。つーわけでリンク復活させました>「創作館 ふれ・ちせ」。

FF X-2 にも International が出たか。こう言っちゃ何だが、既にどじょうは4匹目だぞ。まあ、私は別に、なにげにお祭り師が見たいなあ、とか思ったりしつつ、三国無双 Empire が来るから我慢しなきゃいかん。日本語が変。

それはそれとして。そろそろ次の妄想でも出てこんかなー、と、ぼーっとしてたところ、「楽しいから笑うわけじゃない。笑うから楽しいんだ」という言葉がふと意識に上ってきた。むうう? とすれば、「その気があるから淫らな言葉を吐くわけじゃない。淫らな言葉を吐くからその気になるんだ」というのも有りってことか?

そう上手くはいかないような気もするけどなあ。


「なあ、獣姦ごっこしてみようか」

2人で夕食をとった後、自分の家に帰るでもなくカイルとじゃれあっている実加を見ていて、ふとそんなセリフが口をついて出た。

「ええ?」床にぺったり座ったまま、実加は俺を見上げた。屋内で飼っているとはいえ、カイルはグレートデーン種の犬だ。本気でじゃれかかられて、さすがに息が上がっている。「なあに? 今、何か言った?」

「ごっこだよ」ベッドの端に座り、ちょっとどぎまぎしながら、俺は繰り返した。「実加、カイルのことけっこう好きだろ? だから……」実加の表情が怪訝そうに曇る。「カイルを相手にさ、獣姦ごっこ、してみない?」

「えええええ?」実加は吹き出した。「だあってぇ……」カイルの首を抱えて、ころころと笑い転げる。「だって犬だよぉ、カイルは!!」笑い転げる実加の顔を、そのカイルがべろべろべろと舐め回した。まるで、仔犬が2匹でじゃれあっているみたいな光景だ。

「犬だから、当然、獣姦だろ」俺もにやにやした笑いを作って言った。一笑に付されて、むしろ本気な意図が混じりはじめて来ていた。「なあ、ちょっと誘ってみろよ。フィアンセを前にしていながら犬に誘いをかける女、って感じで」

実加はますます笑った。

「なあに、それ? そんなの、どうしたらいいか分かんないよー」

「そうだなあ……」とりあえずは冗談めかして。「じゃあさ、まず、床に四つん這いになって」

「へえ……こう?」

実加は膝を床につき、両手をぺたんと床におろした。

「もっと、姿勢を低く……そう、肘ついちゃうくらいに……」実加の姿勢が平たく、床に近づいてゆく。「で、お尻をカイルのほうに向けて、振ってみたり……」

「カ〜イルぅ、お・い・でぇ〜」

誘いになってねぇよ。

「もっとゆっくり言ってみて。なんていうか、そう、囁きかけるみたいに」

「カイル……、おいで……」かすれた声が、まるで人目を必死で避けようとしているように聞こえた。実加が目を丸くする。自分の声がこんなに密通じみて聞こえた事は無かったに違いない。

「もう1回」つい、俺の声も小さくなる。

「カイル……」決して知られてはならない、密事に誘う声。「おいで、カイル……」

実加の目が困ったように伏せられ、床を見つめた。

「お尻、上げて」俺は短く言った。「雰囲気でてるよ。そうそう、股間を見せるみたいな感じで……それでもう1回、誘って」

「カイル……きて……」羞恥に堪えながら、実加が囁く。「きて……」

とつぜん奇妙なことを始めた遊び相手を困惑しつつ眺めていたカイルは、実加に「呼ばれた」ことを認識して我に返ったようだった。おっかなびっくりな足取りで、カイルは実加の下半身に近づき、鼻を鳴らした。

「『あたしを舐めて』」俺は言った。

実加の顔が上がった。何も言えず、半ば泣きそうな目で俺を見つめる。俺も無言で見返す。ほんの一瞬、意志が押し合って、そして実加のほうが折れた。

「あたしを……」俺の顔を見つめたまま、実加はか細い声でセリフを繰り返した。「舐めて……」

カイルが腰のあたりを嗅ぎまわる。遊びの一種なのか、他の何かなのか、判断しかねているようだ。

「もう1度」

「あたしを……舐め……」

「待った。スカートをめくったうえで、言うんだ」

実加の唇が震えた。それでも結局、彼女は逆らわなかった。両手を後ろへ伸ばし、肩で身体を支えて、実加は自分のスカートの裾をたくし上げた。薄い空色の下着が、実加の充実した臀部に張り付いて、カイルの前で揺れる。

「あたしを」羞恥心を超え、いまや実加を襲っているのは屈辱心だ。「舐めて……」

「もう一度」俺は押した。「今度は、下着も降ろして」

実加が俺を見上げ、じっと見つめる。「これ……ごっこ、よね?」助けてほしがっているのが、手に取るようにわかる。

「ごっこ、さ」俺は答えた。「実加はセリフを言うだけだよ。さあ」

実加は下着に手をかけた。そしてゆっくりと、途中でなにか邪魔でも入ってくれることを期待するかのように、いやいやながら下着をおろした。

「そうそう。さあ、カイルにセリフを言って」

「カイル……」聞こえなければいい、と言いたげな、小さな声だ。「あたしを、舐めて……」

「もう1度」

「あたしを、舐めて……」

「『舐めて下さい』だ」

「舐めて下さい……」

「誰を?」

「あたしを」

「ちゃんとセリフ全部言って」

「あたしを、舐めて下さい……」実加は半泣きだ。

「どこを?」

「……どこ……って、そんな……」

「どこを? ちゃんとセリフにしなきゃ、駄目だよ」

実加は唇を噛んだ。そして言った。

「あたしの……お……お○んこ……舐めて下さい……」

「実加、両手をお尻に当てて」

無言で、実加は従った。

「それで、両側から広げておいて、セリフを言って」

みたび、実加は俺を見上げた。かみしめた唇の奥で、何か激しいものが、言葉になれずに悶えていた。実加は顔を下げ、目を伏せた。肩と膝で支えられた身体が、頂点になった彼女の尻を突き上げ、実加は自分の尻たぶを自分の手で左右に開いて、淫部をさらけ出した。

「あたしの、お○んこを……舐めて下さい……」声も出さず、涙も見せずに泣いているような声だった。「おねがいします……」

カイルは困ったように、実加の両足の間でうろうろした。実加が何かを命じているらしいことはわかるのだが、望んでいないらしいことも声の調子でわかる。どうしたらいいか判断できずに、カイルは立ち往生していた。

「カイルが困ってるな」俺は言った。「実加、もう1度だ」

「カイル……」それを言えば、決断をうながすことになる。カイルと、そして実加の決断を。「あたしのお○んこ、舐めて……お願い……舐めて!」

カイルの困った顔が俺を見上げた。本当に、どうしていいかわからないのだ。この窮地から、飼い主の命令で助けてほしがっていた。

俺は立ち上がると、実加の横を廻ってカイルの隣にしゃがんだ。頭を撫でてやると、カイルはしゃっきりと落ち着いた。どっちつかずの状況は、もう終わりだった。カイルはただ、飼い主の命令を実行すれば良いのだ。

そして、俺とカイルが見つめる先で、実加が泣いていた。顔を床に押しつけ、涙も出さず、しかし最も淫らな部位を俺たちに晒して、女の部分で泣いていた。太股の内側を、泣いた雫が痕を引いている。

「実加」俺は命令した。「カイルが待ってるよ」

「お願いです……」実加は従った。「あたしの、お○んこを、舐めて下さい……」

俺はそっとカイルの背を押した。

「ひうっ……!!」ひくり、と太股が震えた。実加の女性器の内側を、犬の舌が疾り抜けたのだった。

「大丈夫だよ、実加」俺はもう、完全に本気で、そして実加も本気になることを確かめたかった。「これは、ごっこだから。わかってるだろ」

「うん……」実加はつっぷしたまま答えた。「わかってる……ごっこよ……もちろん」

「じゃあ、『本気です』って言えよ」

「本気……です……」

「『もっと舐めて下さい』」

「もっと、舐めて下さい……」

カイルの鼻先が、実加の奥に埋まる。激しい息づかいが、実加のそこに吹き付ける。そしてもっと激しく、熱く、実体のある舌が実加の肉を舐め、擦り上げ、穴を穿った。

「『カイルと姦りたいです』だ、実加」

「ああ……」実加が悶えた。「ああ……ああ……カイル……あたし……だ、駄目……言えない……カイル……あたし、カイルと……駄目……」

「ごっこ、だよ、実加」

「あ、あっ……!!」実加は顔を上げ、言った。「あたし、カイルと姦りたいです……!!」

「『獣姦させて下さい』」

「獣姦させて下さい……!!」

「『犬と番わせて下さい』」

「犬と……」実加は言った。「あたしを、犬と番わせて下さい!!」

「結婚するか、実加」舐め続けているカイルの背を撫でながら、俺は訊いた。

「します!!」実加が答える。

「誰と? 俺とか? それとも、カイルと?」

「それは……あ、くぅっ……!!」

「ごっこだからな。本気で答えて良いぞ、実加」

「それなら……あっ……それなら、あたし……」背をのけ反らせ、実加は叫ぶように答えた。「カイルよ!! ああっ!! ごっこだもの……もちろん、カイルと……!!」

「じゃあ、そうお願いしなきゃ」

「お願いします……カイルと……結婚させて下さい!!」

「尻を上げろ、実加」実加のそこはもう、実加自身の愛液とカイルの唾液とで、ぬたぬたに濡れまくっている。「カイルが舐めやすいように、もっと尻をあげろ。そしておまえのお○んこを、奥まで見えるように思いっきり広げて見せろ。犬の舌が入ってるところが、よおく俺に見えるようにな」

「はいっ!!」

実加の両手が肉を掴みなおし、淫らな生殖器を押し広げる。それはもう、いつでも牡に侵入されても構わないと言うふうに、めちゃくちゃに濡れて泣いていた。カイルが頭を押しつけた。もう命令だからではなく、牝の匂いにとりつかれたかのように、自分の意志で舌を押し込んでゆく。

「あぁっ……いぃっ!!……あたし……いぃーーーっ!!」


ダメダ……。

チカラツキタ……。

いや、もう、午前2時だし。平日だし。これ以上は、ちょっと無理。つーか、長ぇよ!! いつものごとく!!

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