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2003/06/02(月)

筆が進まないってのは、苦しいことだね。……あまりにも当たり前すぎる弱音だな。もう少しひねりを効かせられなかったのか>俺。

なにぃ? Internet Explorer 7.0 は、単体では出ないってぇの? そりゃ困ったな、俺としてはOSのバージョンは上げたくないんだが(いまだに Windows 2000 を使っている私)。

私は自宅のマシンには Office ソフトをインストールしていない。なぜなら、使う必要が無いから。Excel のような表計算ソフトは、家計簿つけてるわけでもない私には使い道がないし、PowerPoint なんてプレゼン用ソフトには最初から用がない。ブラウザ&メーラーは Mozilla でまかなっているし、Access のようなデータベースを使うこともまずあり得ない。

唯一、使う可能性があるのは Word だけだが、これは HTML エディタとブラウザがあれば充分代用になる。というか Word より役に立つ。実際、Word にできることは、たいていは HTML でも実現できる。文字の大きさ・太さ・イタリック体、下線、文字色などは自由自在。フォント指定も出来る。表組みも <table> タグを使って作れるし、画像の貼りつけは <img> タグでオッケー。1行あたりの文字数を制限したいなら、スタイルシートで width : 48em; とか書けばよい。そしてなおかつ、Word より起動が早く、閲覧中にうっかりして内容を書き換えてしまう心配もなく、ファイルサイズは大抵は Word 文書より小さい。

HTML で書いてて困ることがあるとすれば、それは書いた文書を他人に渡す時だろう。メールで送るにせよ、CDに焼いて(すでにFDの時代は終わったと言ってよいだろう。昭和は遠くなりにけり、って平成の最初の10年は充分FDの時代だったけどさ)渡すにせよ、1つの文書について HTML本体/CSS/画像ファイルなどの複数のファイルを渡さねばならない。これはちょっと面倒だし、どれか1つでもファイルが欠けると、表示に不具合が出る。

というわけで、これら複数のファイルを zip 形式化なんかでひとまとめにして、それをブラウザで解凍・閲覧できる仕組みを、誰か作ってプリーズ。拡張子は .zhtml とか .htzip とかがよさげ。あ、でもこういうファイルだと、セキュリティ上はローカルファイルを見てることになるかも知れず。穴になっちゃうかも知れんなぁ。

本当にそれが必要だというなら自分でつくったらどうなんだ、という鋭すぎるツッコミがぐさぐさ胸に突き刺さったような気がするので、話題を変えよう。

こないだ橋本治の「『わからない』という方法」を読んだら、紀貫之が土佐日記を書いた話があった。詳細は省くが、「紀貫之は女のフリをして土佐日記を書いた」というような事が書いてあって、それってつまりネカマってことか? ネカマ第1号として認定してよろしいか>紀貫之。

というネタはもう1ヶ月くらい前から考えていたんだが、ついさっき念のために google で検索してみたらずいぶんたくさんあるじゃねーの。私のオリジナリティなんて、けっこう底が浅いものなのね。ふっ(自嘲)。

せっかく話題を変えたのに、もう追いつめられた。くそぅ。

ネカマに千年の歴史有り。(捨てゼリフを吐いて逃げ)


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