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2003/02/17(月)

日記サイトとか見て回っていると、バレンタイン・デーのネタが結構あるみたいだ。バレンタイン・デーかぁ……先週の金曜日だよな、俺はなにやってたんだっけ? ああ、そうだ。帰宅の途中で寄り道して、トンカツ定食を喰ってたっけ。トンカツなんか喰うのは半年ぶりくらいだったなぁ。なにせ減量中だし。でもたまには、こういう旨いものを喰うのも、いい。からっと揚がった衣に、柔らかくて汁気たっぷりの豚肉。しゃきしゃきの千切りキャベツ。真っ白なご飯。ダシのきいたみそ汁。ああ、んまい。

トンカツがバレンタイン・デーに何の関係があるかって? 何もないよ。チョコレートを貰えなかったから自棄食いしたんだろう、とか、そういう実も蓋もないことを勘ぐってはならぬ。頼むから、無関係ってことにしといて。

今日、初めてバレンタイン・デーに1個もチョコを貰えなかったけど、涙はこらえきった。(T^T)

うちに帰ってから体重を量ったら、バーンとォ、増えまくっていた。

サイトの運営もたいがいルーチンワークがほとんどになってきて、実質的な情報は、作業の進捗状態を2行で書いておしまいだったりする。つまり、こんなふうに。

でも、さすがにそれでは寂しすぎるので、あれこれとネタを見つけては文章を増やしているわけだ。まあ、トンカツ定食の千切りキャベツみたいなものか。さて、その千切りキャベツ、じゃなくって、文章増量剤の一翼を担っている俺屍短期決戦。現在、4年目の1月。日付、進んでないねぇ。

実はあの後、九重楼(という名前のダンジョン)に突撃を敢行し、最上階にいるボス、雷電五郎・太刀風五郎の最強タッグに挑戦したのだが。日付が進んでないんだから言うまでもないけど、玉砕。リセット。

いやいや、勝算が全く無かった訳ではないんだけど。今にして思えば、思いっきり勘違いしていた勝算だったが、そこそこの自信は、あった。例えば、九重楼の入口に出没する中ボスのダルマオヤジ。全ボス中で最弱との堅い評価を受けているこいつと闘った時のこと。現・三代目当主である剣士に属性武器(土)を装備させ、さらに武人(という術)で攻撃力を増加。でもって、えいやっ、と斬りつけたところが、クリティカル・ヒットが出ちゃって、与えたダメージが 480。ダルマの体力は 450。ものの見事に、一撃滅殺。

初めて闘ったとき(俺屍のボスは年が明けると復活するので、ダルマと闘ったのは今回で4回目)にはけっこう苦労したけど、私たちはこんなに強くなりました。父上、母上、どうか見てやって下さい、この勇姿。

てな勢いで、雑魚敵なんかは当たるを幸いなぎ倒しつつ、そのまま最上階へ。いきなり落雷攻撃を喰らって、全員ダメージ 150 超。ちなみにパーティメンバーの体力は、平均 300 強。泡を喰って回復するも、全体回復の効果は 70 そこそこ。そこへもう一人のボスが追い打ち。以後、攻撃されて、回復して、攻撃されて、回復して、あ、あ、だめだ体力がすり減ってゆくぅちょっと待ってよあ一人昏倒したくそぅ回復回復ああ攻撃する暇がないひええ残り体力 13って……もう、駄目ぽ。

いやはや。解説しよう。九重楼のボス、雷電五郎と太刀風五郎の2人組は、前哨戦のラスボスより強いという評価もあるほどの、たいへんな強者である。そんな強者であるが、私は「上手くすれば勝てるかも知れない」などという希望的観測を根拠として彼らに挑んだ。まあ、希望的観測を根拠として行動するというのは、どんな人でも時にはやってしまうことなので、大目に見ても良いかと思う。だが、本当の問題は、そこでは無い。

3年目の12月、すなわち、この負け戦の1ヶ月前(実力は4年目の1月と、ほとんど同じ状態)、私は山に登って門番をぶちのめした後、「今の実力ではラスボスには勝てないだろう」と見切って、ダンジョンから脱出した。それなのにラスボスより強いと言われている五郎兄弟には「勝てるかも知れない」などと思いやがったのだ、私は。

こういう奴を表現するのに、「馬鹿」以外の言葉があったら是非教えて欲しい。


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