<< 前へ Delusion Storage へ戻る 次へ >>

2003/01/18(土)

こないだ買ったばかりの靴が足に合わないらしく、あるくとすげぇ痛い。変なところに折れ癖がついてしまっており、足の甲、とくに親指の付け根あたりが、一歩ごとにぎりぎり痛む。たまりかねて靴屋さん(靴を買ったのとは別の店)に行って、なにかシューズフィッターのようなものがないか聞いてみたら「あんたの足はかさが高いんだから、こんなぺたんこな靴買っちゃだめ」と叱られてしまった。もう、どうしようもないらしい。値段のほうはけっこう高かったんだが。(;_;)

買うだけ買っておいて未だに読んでいない本が、10冊を越えてしまった。うち、読み始めてはいるけれど完読していない本が5冊。買っても読んでいない本というのは、私にとって負債に等しい。だってせっかく金出して買ったのに、もったいないじゃんよ。

読みかけの本の1つに、柳田国男の「遠野物語・山の人生」というのがある。「遠野物語」と「山の人生」をまとめて収録している本で、目的は「山の人生」のほう。目次に「女人の山に入る者多きこと」などというのがあったので、発作的に買ってしまった。読んでみたら単にそういう記録が多い、みたいな感じだったのだが、いろいろ面白いので読み続けている。狸や狐が人に化けて絵を描いた話が伝わっている、とか言うのもある。さらには、実は人間なんだけど「物馴れた旅人が狐の尻尾を腰さげにして、わざとちらちらと合羽の下から見せ」狐が人に化けていると周囲の人に思わせて、早い話がはったりを噛ました、などなど。と言う風に、ネタになりそうな話は無いかいな、と漁ってみたり。

最近どんどん昔話的な方向へ偏っていくような気が。でも翻訳に集中するようになると、また別の方向に傾くであろ。昨日ダウンロードした奴は、途中にやたら長い段落が3つも4つもあるのを発見して、早くも気分が重い。うーむ……ゆっくり行こ。


<< 前へ Delusion Storage へ戻る 次へ >>