アクセスログを見ていて、ふと、404 エラーがどれくらいあるのか調べてみようと思った。404 エラーというのは、えーと、ブラウザ側では「Not Found」とか表示されちゃう、あれのことだ。
404 エラーの原因は、たいていはありもしないファイル名を要求してきたことによる。っていうか、それが全てと言っていいんだけど。ありもしないファイル名をなぜ要求するのかというと、例えば検索エンジンが「robots.txt」(これは検索エンジンに対する検索制限を記述したファイルのこと)というファイルを要求してきたり、といった状況があげられる。ちなみに ZooM Palace では robots.txt は置いていない。好きなだけ検索してくれ。
さて、そんなわけで 404 エラーを探してみたのだが……あれ? なんか妙なファイル名がたくさん混じってるな。「windmemory / MainText.css」とか、「missmatch / Contents1.html」とか。
windmemory のディレクトリは「風の記憶」が保存されている場所なんだが、はて、そこで「MainText.css」なんてスタイルシート、使ってたっけか? ディレクトリ上には、そんなファイルは置いていない。念のため、windmemory.html のソースを見る。……うわ、ちゃんとそう書いてやがる。しまったなぁ、これは私のミスだ。まあ、このページにはフレームの枠しかないし、スタイルシートがあろうが無かろうが、表示には何の変わりもない。ファイルもスタイルシートだから、ブラウザ上で「Not Found」が出ることもないだろうし。せいぜい、ダウンロード・ツールを使ってるときに何か言われるくらいか。とりあえず、スタイルシート呼び出しの記述を削除。
missmatch のディレクトリには「ミスマッチ妄想シリーズ 第1集」が置いてある。しかし Contents1.html って? contents1.html というファイルはある。目次のページだ。ちなみに ZooM Palace が使っているプロバイダさんは英大文字/小文字を区別するらしく、Contents1.html と contents1.html は別の名前と見なされる。てことは、ここへ直接飛んでこようとした人がタイプミスしたんだろうか。それはちょっと考えにくいなぁ。だいたい、Contents1.html で 404 エラーっての、けっこうな数があるぞ。どゆこと?
どゆことも、こゆことも、無い。どっかで「私が」タイプミスした可能性が高い。えぇと、contents1.html へのリンクを張ってる場所って、どこに、どれだけあったっけ?
調べた。その結果。
ミスマッチ妄想シリーズの各ページ末尾にて、[目次] のリンクが Contents1.html になってました。しかも全部。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。m(_ _)m
読者のみなさま、ごめんなさい。m(_ _)m きっと、ミスマッチ妄想シリーズを読んだ後で目次に戻ろうとした人は、すべて、「Not Found」と表示されてたはず。え、そんな人いないですか。いや、いるはずです。いたからこそ、アクセスログに 404 エラーが残ってたわけで。すみません、速攻で修正しました。
それにしても、「ミスマッチ妄想シリーズ 第1集」をリリースしてから既に2ヶ月。その間、この問題について何か言ってきた人は1人もいなかった。単に気がつかなかったのか、それとも心がとっても広い人たちだったので生温かい目で見守って下さったのか。それとも「ふっ(冷笑)」と唇の端を歪めただけで通り過ぎていったのか。
そしてこれからは、エラー報告をもっと真面目に分析しよう、と思う私であった。