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2002/11/04(月)

ようやく、蜘蛛から解放された。「アラクネフィリア 第2部」アップ。「物語の部屋」は実質3ヶ月ぶりの更新だ。やれやれ、これが本来のメインコンテンツの有り様とは。せめて1ヶ月に1回くらいは更新しないといかんだろうに。

しかも今回の話は、実質的には獣姦ではないというおまけまでついている。蜘蛛とのセックスなんて、確かに無理っぽい。それは認める。でも、だからこそ、「いったいどんなお話なんだろう!?」と期待してしまうというものだ。でも、この作品はその期待には応えてくれない。推敲作業の最後のほうでは、かなり気分が荒れていた。だって、普通の男女のセックス(アナルセックスだけど)なんて、どーでもいーでしょ。人間同士で姦ってる話なんか読んで、何が楽しいか。

こういう話を創るとしたら、いちばんやりやすいジャンルはファンタジーだろうな。ファンタジー世界でなら人間並みの大きさの蜘蛛を登場させるのは簡単だし、その習性・性癖もかなり自由に設定できる。とても楽であろう。

2番目に楽なのはSFか。遺伝子改造か何かで生み出された巨大蜘蛛。3番目はホラー系。通常あり得ない大きさの蜘蛛が這い寄る恐怖である。

まあ、もちろん「巨大」である必要はなくって、美少女のあそこに体ごと潜りこんで行くのでもいいわけだが。「忍者 飛翔」ではケシ粒ほどの超微小な蜘蛛が皮膚の下を這い進み、やがて脳に達して貪り喰らい(私つい最近までこの言葉を「どもりくらい」と読んでましたです。ええ、この文章で漢字変換が上手くいかない理由を理解するまで)、狂死に至らしめる、という話があったな。

こういうシチュエーションでいくなら、別にファンタジーとかにする必要もない。もっと現実に近いストーリーにできるだろう。正直言えば、「アラクネフィリア」ってそういうタイプの話じゃないかと私は思っていたんだが。

あれこれ言っても、自分で書いているわけじゃないから、外野で空騒ぎしているだけだな。どうしても満足行く話が欲しかったら、やはり自分で書くしかないか。うむぅ……。


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