昨日は屍のように眠るはずだったのに、マシンが屍になりかけたので、結局睡眠不足のまま。
マシンがおかしくなった理由は、わかっている。Norton AntiVirus だ。こいつ、マシンにログインした直後になにかやらかすらしくて、デスクトップが表示されたあたりで、いきなり再起動がかかる。それもどうやら、ハードウェア・リブートみたいな感じだ。再起動して、ログインして、問答無用で再起動されて、以下無限地獄……。
屍というか、起きあがった瞬間に死体に戻るというか、死んでは跳ね起きる生きている死体というか、いやマシンはもともと生きているわけではないから、ただの死体でいいのか……? 「へんじがない……ただのしかばねのようだ」うおおお、返事をしろぉ〜っ、正気に戻ってくれぇ〜〜っ、あうあう。
ウィルスソフトのせいでこうなったんだから、バイオハザードをネタにするべきか。
Ghost(死体の次は幽霊か? ううっ、ブラックなギャグなんか言いたくないぞ (T_T))のイメージからシステムを戻すのは最後の手段なので、セーフモードで起動して、AntiVirus の設定で「Windows の起動時に Auto-Protect を起動する」をチェックオフ。これで無事、正常に起動できるようになった。こんな危険な機能がなぜ、「推奨」なのやら。
こっそり(でもないが)対応ブラウザに Opera 6.01 を追加。この Opera 6.01 は、ずーーっと前に無料配布が始まったとき、ダウンロードしておいた物。現在の最新バージョンは 6.03 だが、対応状況を確認するためには低いままのほうがよいだろう。
肝心の表示状態だが、「物語の部屋」の作品一覧がちょっとおかしかっただけで、他は Mozilla とほぼ同様に表示されていた。「加代の物語」みたいにフレーム構成の小説は、こう言っては何だが3種類のブラウザの中で一番艶めいて見えた。フレームの枠を細めに表示しているからだろう。表示速度もけっこう速い。
作品一覧の表は Opera で見ると、行間がやや広めになっており、そしてこれが問題だったのだが、文字がすべて太字で表示されてしまうため、登録日が折り返されて2行で表示される、といった現象が発生していた。1行目に「2002/07/」とか表示され、でもって2行目に「07」なんて出てたりする。アクセスログを見た限りでは Opera で当サイトを訪れてくれた方もいらっしゃったようだが、さぞ見にくかっただろう。申し訳ありませんでした。現在修正済みです。m(_ _)m
はじめのうちはなぜ行が折り返されてしまうのかわからず、文字を小さくしてみたりとか、対症療法に明け暮れていた。夜中だけど。そのうちに「なんか、文字が太い」ということに気がつき、Mozilla の表示と見比べて原因を確定。そーか、文字の太さかぁ。でもなんで、そんなところが違ってくるの?
どうやらスタイルシートの解釈の違いらしい。作品一覧のページでは、実は背景の水色の領域(<DIV>タグで定義)に対して font-weight : bold; を指定しているのだが、Opera はその設定を、背景の上に乗っかっている表(<TABLE>)に引き継ぎ、さらに表の中のセル(<TD>)にまで引き継いだもののようだ。結果として表のセル(<TD>)に font-weight : bold; を指定しているのと、同じことになってしまったわけだ。
いっぽう、Mozilla と Internet Explorer は、表(<TABLE>)が出てきた時点で、フォントなどの設定を初期値に戻しているらしい。で、font-weight の初期値は normal であるから、文字の太さは「標準の太さ」になる。Opera と Mozilla/I.E. のどちらの動作が仕様に合致したものなのかは知らないが、私としては Opera のように「土台になってるところから引き継ぐ」のが便利そうな気がする。
いずれにせよ、表のセル(<TD>)に対して font-weight : normal; を指定するようにスタイルシートを変更したので、現在では3種類のブラウザ間で、表示上の違いはほとんどない。(I.E.だけがちょっと雰囲気が違っているのだが、I.E.側からも Mozilla/Opera 側からも合わせようがない)
あ、また12時まわっちゃった……。今日こそは、その日のうちに倉庫にアップしようと思ってたのに、また前日付けで出すことになってしまった。こういうのも「製造日偽造」って言われるのかしらん。ううう。