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2006/09/26(火)

えーっと、アレはどこいった。たしかゴールデンウィーク頃をテーマにした話で、馬の背に乗った人妻が「ああ、しあわせ……」とか言うやつ。どっかに保管してたはずなんだが、どこ行ったやら。久々にちょっと手を入れてみようかと思ったのに、どこ行ったか分からん。自分のサイトから検索するしか無いかしらん。むう……。

先週末から、某オンラインRPGを始めた。

3Dだがアニメ絵という、なんか最近はやってるっぽいやつ。見た目ちょっとほのぼの系な感じで、たまには気分転換にこんなのもいいか、と思ってやってみた。まあ、どこの何というゲームかは言わないでおくけど、とりあえず土日の2日間は外出0回、出費総計0円を達成する勢いでどっぷりモード。買い置きのカップ麺たぬきうどん(大盛)とアンパンと6Pチーズを主食にして切り抜けますた。なんだかなあ。

っても、「面白いか?」って聞かれたら、「まあそこそこ」って答えるだろうけど。ゲーム開始序盤はいろいろやること多くて、つい時間つぎ込んじゃうんだよな。とりあえずレベル20達成して、ゴブリンとか出てくる序盤のダンジョンをクリアするとこまでは、キャラを成長させた。この後はやること少なそうだし、仮にクエストとか受けてもたぶんレベル稼ぎが大変で、もったりしたプレイになりそうな予感。

ゲーム開始2日目の日曜日。ふと、自分のキャラ(女性)の二の腕に目がいった。「……あれ? こいつ、こんな太い腕してたかな?」

このゲーム、プレイ中にときどき、「体重が増えた」「体重が減った」「筋肉が増えた」「筋肉が減った」みたいなメッセージが表示される。ふーん、変なとこに凝ってるなあ、と思いつつ眺めてたんだが、もしかしてこれ、本当に体型が変わってる!? 戦闘三昧の日々で、その上に、肉とか、パンとか、生卵とか、カロリー高そうなもんばっかし喰わせてたから筋肉で肥ったとか!? 現実の俺はカップ麺(大盛)とアンパンと6Pチーズなのに。くそぅ。

しかし実際に肥ったのかどうか、よく分からない。途中で服装をロングスカートなんかに替えたせいで、目視で確認できるのは二の腕のみ。しかし、その二の腕がなんか、こう、もっこりもっこり豊かなボリュームラインという……。

このゲームで気に入らない点があるとすれば、本が多すぎるということか。ゲーム開始時はもちろん、何かイベントがあると、何かと本をくれる。まあ本の内容は、ゲームの操作方法とか、基本的なノウハウとか、本を読むことで新しいスキルを獲得できるとか、基本的には役に立つことなんだが、それにしても本が多い。そして、これらの本はすべて、売却不可。

お店に持ってっても値段0円、なのはまあ良いとして、それが「売却できないアイテムです」ってのはどうよ? 本のせいで私のインベントリ領域はぎゅうぎゅうですよ? 現実でも本の始末に困っているこの私に、ゲーム内でも本の始末に困れと言うのか。このゲーム世界に BOOK OFF は無いのか。無いなら作ってくれ、コノヤロウ。

お店に売れないなら道端にでも捨てるしかないわけで、実際、私も1度そこらに本を捨てた。捨てたけどなんだかすごくみっともないような気がして、結局、拾って持ち帰ってしまった。いやどうせ、一定時間で消えるだろうとは分かっているんだけど、でもなんか。

窮すれば通ず。このゲームではダンジョンは自動生成ダンジョンで、ダンジョンを生成したパーティしか入ることが出来ないようになっている。てことは、そのパーティがダンジョンから出た瞬間に、ダンジョンのデータはシステムから消去されているだろうと推測できる。もちろん、ダンジョン内に置いてきてしまったアイテムも一緒にロストするのだろう。

てわけで、私はダンジョンをゴミ捨て場として活用することにした。しかも(ダンジョンのクリアを考えないなら)ダンジョンから脱出するのはごく簡単だし。ダンジョンに入って、いらないアイテムをこれでもかと捨てまくって、出てくる。これで終了。

ダンジョンに入れるのは、ダンジョンを生成したパーティだけだ。パーティのメンバーが自分だけだとすると、ダンジョン内に居るのは自分1人だけ、ということになる。

誰も見てないことが保証されたので、ダンジョンの中で服を脱いで、体型をチェックしてみた。う……、やっぱり、肥ってるような……。むっちりと。いや俺はむっちり好きだけどね。でもなんか、これ……。

特に太腿とヒップ廻りがヤバい。エロいのとは完全にアサッテにずれた方向で、ヤバい。こんなのに水着着て欲しくねえ、という感じでヤバい。あうう、お、俺のお気に入り(の名前)のキャラが、こんなぁぁぁああ!! スレンダーな中国娘の設定のはずなのにぃいいい!! ちっくしょおぉぉ!! ぐれてやるぅううううううっ!!

以後、食事では果物類の比重を増やし、体型をスリム化することに熱中する私であった。まさかゲーム内でダイエットに必死になるとは思わなかったよ、うん。


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