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2004/09/11(土)

って、12日になってから書いてるし。まあ、いいか。

ここ2ヶ月近くというもの、仕事がどんどん忙しくなってきて、いや忙しいとは言いたくないな。あれは単に時間を拘束されているだけだ。とにかくそんな状態なので、妄想がどうのと言える状態では無かった。もちろん小説がどうの、翻訳がどうのと言える状態でもない。ではどんな状態かと聞かれると困るのだが、しかもほとんど無理矢理に空き時間を作ってはゲーセンに行ってたりするのでますます困るのだが、とにかくそう言う状態。うがーーーー!!

特にここ2週間くらいは、んもう、いろいろありすぎて困るというか怒るというか。ネタになりそうな話はあるが、さすがに会社の内情を世間に晒すのも危険なのでやめておこう。

しかしまったく何も書けないかと言えばそんなこともなく、たとえば先週末の土日。そう、近畿地方で地震が連発していた土日のことだ。

あのとき、私は土日を挟んで(文字通り「間の抜けた」スケジュールで)出張中だった。どこへ出張していたかといえば、それは大阪。もちろん仕事で行ったので(出張とはそういうものだ。当然だが)、金曜日と月曜日はちゃんと仕事していたのだが、土曜日と日曜日はお休み。出張のさなかに2日間の休みがあるというのもヘンな感じだったが、私にとってはなにしろ初めての大阪。しっかり観光旅行させてもらったのは言うまでもない。ていうか、2日間フルで休めたのは久し振りな気が。

もちろん、揺れたさ!! そりゃ揺れたとも!! ビクーリしたよ!! こういう時は「ビックリ」よりも「ビクーリ」のほうが感じが出ててよろしい。実際、「びくぅっ!!」としたし。「舌し」と書いて「乱」。小学生レベルのギャグはいいから話を進めろ。

そのほか、地下鉄の路線図をぼーっと眺めていたら「動物園」などという文字が目に入ったので、喜んで行ってきたりとか。って、おい、地震の話は? 怖かった。以上、終わり。で、動物園だが、見ていて最も面白かったのは、やっぱり人間だな。特にガキ。やー、恐れげもなく騒ぐ走る叫ぶ。仕切なしで直にライオンと向き合うような事態にでもなったら、いきなり喰われてしまうのではなかろうか。もちろん、ライオンがガキに。

まあ、人間だと理解しやすさが違うからな。ぎゃあぎゃあと音声を発生していても、これが他の動物だったら、何を言わんとしているのかさっぱり分からない。でも人間だったら、「おかーさん!! 鳥!! 鳥!! おかーさん、鳥!!」と言っているのが、即座に理解できてしまう。余談だが、鳥がそんなに珍しいかと内心突っ込んだのは、私だけではあるまい。フラミンゴとかならともかく、勝手気ままに飛んだり降りたりしているハトを指さして、それは無いだろう? 天王寺動物園って、ハト多いよね。

個人的には、シマウマとか蛇とかをじっくり見たかったのだが、シマウマはずーっと奥の方で草むらに顔つっこんだっきりだし、蛇は種類が少ないし、うーん、ちょっと残念。あ、鹿を見れたのは良かったかな? 特に、真っ白な牡鹿を金網1枚隔てただけの距離で観察できたのは、なかなか。まあ、でも、そんなもんか。

ちなみに、私がもっとも怖いと思った動物は、ラクダ。けっこう上背があるのに、動きはけっして鈍くない。そして、あの視線。何でだ。何でそんなにじーーーーっと俺を見てるんだ。他にも人はいるのに。襲われるかと思った。怖い。

動物園で半日くらい過ごしたが、結構暑い日だったので、汗かきまくり。その後、「なんば」駅まで行って(何故「なんば」かと言ったら駅名にひかれたからなのだが、きっとそういう余所者は多いはず)、ふらふらと歩いていたら「メッセサンオー」やら何やら、やたらと電機・量販店が多い通りに出た。もしやあれが噂に名高い「日本橋」だったのだろうか。ずずずっと東に行ったところにある交差点に「日本橋・三」という標識が立っていたから、おそらくそうなのであろう。

ふらふら歩き回っていた本当の理由は、ゲーセンを探してたんだけどね。仕事が忙しくてあまりゲーセンにも行けない日々が続いていたから、せめて大阪で、と。あんまし無かったけど。たしか SEGA のゲーセンだったと思うが、「なんばCITY」と道路1つ挟んだところによさげなゲーセンがあったので、ESPGALUDA で発狂デビューしてきた。また、汗をかいてしまった。

そして、夜は地震。1回目はその場限りで怖かったが、2回目は後を引く怖さだった。いつ3回目が来るか(来たけど)、次は本気で大震災級になるんじゃないか(ならなかったけど)、と不安が残る怖さ。どきどきする怖さではなくて、気疲れする怖さ。いやはや。


大阪から帰ってきたあとも、あれやこれやと忙殺されて、全然ヒマがなかった。妄想するヒマくらいはあったが、妄想を元にハアハアする時間も体力もなかった。くそう。体力的には休息が欲しいが、精神的には体力を浪費する極めて個人的な行為に耽りたかったり。

でもそんなことを書いてるうちに午前3時とかになってるし。うおお、休みたいと言いつつ、本来とは違う方向で体力を浪費してしまった。こんなことをしているから、ますます体力がなくなるんだよなあ。どうせ体力使うなら、ゲーム妄想で使えばいいのに。

なんだか自分でもわけ分からなくなって来た。妄想の明日はどっちだ。


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