<< 前へ Delusion Storage へ戻る 次へ >>

2004/02/10(火)

さて、ようやく念願のウェブサーバーを立てることも出来たことだし、じわじわと CGI の作成(というより勉強)を始めるのである。最終目標は「現界への望楼」のデータベース化だ。道は果てしなく遠いが、道中ねちねちと CGI を弄ってみることにしよう。今はまだ右も左もわからないウブな娘でも、目標にたどり着く頃には通常では考えられない異常なコードでさえ楽々と受け入れるような、たいへんな好き者に変じているに違いない。

さて、ここで問題は CGI を記述するためのスクリプト言語を何にするか、だ。とりあえず世間でメジャーなものと言えば、perl、ruby、PHP といったところだろうか。それぞれ一長一短があるが、むーん、どうするかな。

perl はもっともメジャーなスクリプト言語で、いやしくも「CGI 可」を謳っているプロバイダさんなら、まず間違いなくサポートしている。基本中の基本だ。しかし perl には巨大な欠点が1つあって、これが問題だ。すなわち、日本語に対応していない。うっかりすると文字化けの嵐になる。

ruby は perl とよく似た言語で、文法的にもほとんどそっくりだったりする。しかも日本語対応済み。文字コードも euc やら shift_jis やらを選べるという、実にありがたい仕様になっている。それもそのはず、ruby の開発者は日本人だったりする。日本発でありながらワールドワイドで有名な言語って、珍しい。しかし ruby にも欠点はある。まず、実行速度が遅い。いや、自分で計測したわけじゃ無いからどの程度の遅さなのか分からないんだが、とりあえず「遅い」ということになっている。そしてもう1つ、サポートしているプロバイダさんは、perl ほど多くない。探せばけっこうあるはずと思うが、ZooM-Palace の場合はそこに「アダルト可」という条件がくっつくので、少々きびしいかも知れない。

PHP は最近のし上がってきた言語で、私はよく知らない。「よく知らない」というのが最大の欠点だ。そして ruby と同様、サポートしているプロバイダさんも perl ほどには多くない(たぶん)。

うーん、どうしよう? 個人的には、プロバイダさんが対応してくれていれば ruby で作りたいところなんだが……前に perl でスクリプト書いたときは、日本語文字列の扱いが面倒で仕方なかったしなあ。PHP は興味あるけど、まったく触ったこと無いし。まあいいや、とりあえず ruby で書いといて、万一サポート対象外だったら perl で使えるように直すことにしよう。あんまし先のこと考えたってしょーがない。


最近、メールをたくさん貰って毎日がにぎやかだ。こんなにたくさんの人からメールを貰うとは、以前なら考えもしなかった。何もかも、MyDoom とやらいうウィルスのおかげだな(-_-#)。 いや、私は感染してないんだが。そもそもウィルス付きメールは、うちのプロバイダさんのサーバーに届いた瞬間に「ウィルス、キタ−−−(゚∀゚)−−−ッ!!」って事で問答無用で文面削除、私が閲覧する時点で「こいつはウィルス付きメールだったから削除したぴょん」という文面に変わってしまっている。

それにしても1日あたり10通以上もウィルス付きのメールが届くというのは、前代未聞だ。普段は1週間に1回来るか来ないか、ってくらいなのに。すげえな MyDoom。


<< 前へ Delusion Storage へ戻る 次へ >>