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2003/03/08(土)

せこい企画・Aパーツ、発射!!

ん? フレーム使ってるのに、FootNote が1つもないぞ、と思われてるに違いないが、これでいいのだ。それより問題なのが、完成度が 80% で射出せざるを得なかったこと。足がないと言われて「あんなの飾りです」とうそぶかざるを得なかった技術士官の心境。飾りな訳ないだろ、地球上とかの重力下で動けないじゃないか。

以下、本日のどうでもいい雑感。


雪よりたちの悪い氷雨がとおり過ぎた後は、これが春かと微笑むような、風のあたたかい日となった。頭上のどこかで、ヘリコプターがもの憂げな羽音をたてている。うむ。こんな日は、花見だ。梅の花、桜の花、桃の花。花はこれからが見所。野郎一人でってのがちとナニだが、ええい、侘びしいのも風流のうちだ、構うこたないから行ってしまえ。

しかしここで困ったことが。お花見したいけど、いったいどこで見れるんだろう? っていうか既に午後も半ば。これから花見に出かけても、現地に到着するころには日が暮れている。明日だ、明日にしよう。それよりは久しぶりに、減量も兼ねて某エロ本屋さんへ片道1時間半、往復で3時間の道を歩き倒してこよう。運動するにもちょうど良さげな天気だし。帰りにはとっくに日が暮れているだろうけど、花を見るわけじゃないから、かまわん。

冬の間はさすがに寒さが堪えて、片道ならともかく、往復ともに歩くことはしていなかった。今日は久しぶりに帰りも歩くので、それを考慮してペースを調整する。

途中、街路樹に混じって、人の背丈ほどの梅の木が植えてあるのを見つけた。ちいさな枝いっぱいに、ほこらしげに花をつけている。うむ。こんなところに。なにせ私の背と同じくらいの小さな梅だから、花の数も両手の指で足りるほどなのだが、それでも凛として花弁を開いているのが可愛らしい。中学に上がることになった娘が制服を見せびらかしているような、そんな微笑ましさがある。

1時間と少し歩いた後、ゲームセンターに寄り道する。このゲームセンターには昔懐かしの花札ゲーム「華の舞」が置いてあるのだ。もちろん成人向けだが、1面目のご褒美グラフィックがかぐや姫なのはともかくとして、2面目が触手、3面目が馬という、マニアックにもほどがある趣向のゲームだ。まあそういうゲームだからこそ、私みたいな獣属性な連中のハートをわし掴みにして、リリースから10余年経過しても現役稼働してるのだろうけど。2面目、月見酒・花見酒のダブルコンボを喰らって轟沈。こ、この台、設定がきつすぎるっすよ〜。(;_;)

エロな本屋さんに寄ったり、そうでない本屋さんに寄ったりした後、ようやく帰途につく。本日の戦果はゼロだったが、まあ良いことにする。そろそろ日が暮れそうになっていて、しかも、日中は穏やかだった風がいつの間にか強風に変わっている。春一番か。一瞬、電車で帰ろうかと思ったが、初志を貫いて歩いて帰ることにした。

往路に見かけた梅は、強風に堪えて懸命に花を咲かせつづけていた。春だな。頑張れ。


花見でわっしょい雑文祭、参加詐称作品。(大嘘)

開催期間:2003年3月桜花(8日)〜 2003年4月桜花(8日)

縛りは以下の5点。

雑文祭そのものをネタにしてしまいました。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。m(_ _)m


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