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2003/03/04(火)

1ヶ月にわたって開催されていた「ひめごと雑文祭」も、昨日のひな祭りで終了。しかし、ずいぶんと作品が集まってるねぇ。昨日すべりこみで参加表明した人も何人かいるようだし、最終的に何本になるのやら。

雑文祭というのは、実際に参加するかどうかはともかくとして、文章の修行としてはなかなか良い題材ではないかと思う。一定の「縛り」があり、その縛りにあわせた文章を書いたり、あるいは書かないまでも、色んな人たちがその縛りをどのように消化しているのかを読んだりするのは、それだけでためになる。なるだろう、たぶん。なってくれ、頼むから。いちおう、私もひととおりは目を通したつもりなんだし。「むしろ退化している」とか言われたりして。はーん(;_;)。

今回は、エロおっけーという匂いに曳かれてついうかうかと参加してしまった私。反省するところはいろいろあるが、やっぱり獣だったというのがイタイ。まあ、こういうお祭りに参加することは、二度とあるまい。だってうちはアダルトサイトだし。しかも当サイト独自の「獣がらみであること」という縛りがあるし(と言いつつ、2本目は獣がらみでは無いんだが。あ、相手が人間だとは一言も言ってないか(^^; って、オイオイ)。これでは、参加しようと言うほうが無理ですよ。まあ、今回が特別だったと言うことで。

他の方々の書いた作品については、なんか自分に跳ね返ってきそうなので何も言えないが、「球根」はウケた。いきなりマンガ。雑文祭なのにマンガ。うおおおお、そんなのアリかあぁっ!? と仰け反った。

私が密かに考えていたネタとしては、妖精さんを主人公にして「今日、私の翼は初めて風を切った」とかも考えていた。が、どうにもオチを思いつかなかったので断念。タイトルは「花粉の季節」とまで考えたのだが。花から花へ飛び移る妖精さんにふさわしいタイトルだ、と自画自賛するも、それでどうエロと秘め事を書くか。妖精さんのエロ? 全然思いつかん。(蜘蛛の事は、とりあえず置いとくことにする)

あとは縛りの「露骨表現禁止」を、ひそかにすり抜ける文章を書くとか。たとえば「ほっペニスてきな甘いキス」とか、「すマン、コれっきりにするから」とか。しかし既に獣なやつを書いている状態でそんな事をやるのは、さすがに気が引けた。獣なやつだって、主催者のお二方のご厚意に寄るところ大なのだし。

さて、雑文祭というイベントから離れてみても、実際これまで妄想などを書いた経験から言うと、ある程度の制約条件があったほうが、文章というのは書きやすいもののようだ。少なくとも、私の場合はそうだ。しかも制約条件が適当なものであれば、シリーズ化することもできる。ミスマッチ妄想シリーズとか、制服と犬とか。ただし、制約条件が厳しすぎると不毛になるのが注意を要する。制服と蛸、とか言われたら、一作くらいは書けても後が続かないだろう。何? 婦人警官と蛸? ……どうしろと言うんだ、そんなもの。

以下、近況。

昨日は書き忘れたが、俺屍の小説は無事ゲットした。しかし、まさか「育ちかけ」と一緒に購入することになろうとは。まあ俺屍のほうも、育ちかけの姉弟が主人公だったりするわけだが。ゲーム本編が始まる前のお話のようだ。読み始めてからそうと知って、うぅむと唸ってしまったが、ま確かにゲーム本編では小説にしにくい。というか、プレイヤーの数だけ小説が出来てしまいそうな。ことによると、プレイヤーの2倍くらいの数だったりして。

忠治さんのサイトは、いまだにアクセス不能状態なので、「こんなときこそ Internet Archive !!」と思って行ってみたのだが。うーん、トップページだけは保存されているけれど、Wiz 図書館とかは保存されていないようだ。うーん……。


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