2002年7月1日以降のアクセスログを調べて、「加代の物語」へのアクセス統計をとってみると、以下のようになる。「No」はアクセス順位、「REQ」はアクセス数である。(ディレクトリとか不要な情報は削除してある)
先頭の3つ(Contents.html , BlankFooter.html , Kayo.html)は、表紙ページである。厳密には、Contents.html が目次、BlankFooter.html が画面右側の空白、Kayo.html がその2つを呼び出しているフレームになる。
その後に各章のページがつづき、後日談(Epilogue.html)、参考になった文献(Reference.html)、雑感(Note.html)ときて、以下、各章の FootNote となる。FootNote は「1_001.html」のように番号付けでファイル名を作っている。基本的には、本文リンク元がページの先頭にあるほうから、_001 , _002 , _003 , .... となっている。従って「5_005.html」は第五章の5番目の FootNote ということになる。ただし、第二章ではちょっと番号付けに混乱が残っているが。あわれ、参考にしそこねた文献(NonReference.html)は、FootNote よりも下である。むべなるかな。合掌。
で、各章の順位だが、なぜか第四章がトップ、以下、第一章、第五章、第二章、第三章とつづいている。
第一章がアクセス数が多いのはわかる。たぶん、たいていの人はそこから読み始めるだろうから。第三章が最下位なのもわかる。やってるのは口喧嘩だけだから。わたしみたいに「言葉責めも好きっ!」という人は少しは見るかも知れないが。第五章がけっこうなアクセスを集めているのも、わかる。情交シーンがあるのはここだけだし、気の早い人は第一章より先に結末(クライマックス)のほうを見に行くかも知れない。
しかし、第四章がアクセスを一番集めているというのは……何が理由なんでしょう ...(o_o?
そりゃあ、撫でたり舐めたり吸ったり注がれたりといったシーンはありますけど。でもそれは第二章や第五章にもあるし。っていうか、率直に言って、第五章より多い、という理由がわからん。フロックだろうか。でもここ数日、不動のトップだし。期間総計だけじゃなく、1日単体でも第四章が上にくる傾向がある。やはり、好まれているとしか考えられない。でも、何故?
うーん、第四章のほうが文章の出来がよくて、読みやすかった、とか。それとも、情交シーンをしのぐほどの、なにか読者のツボをついた場面があったとか。
一人で考えててもわからないので、思い切って掲示板で質問をあげてみた。もしフロックだったなら「いや、俺は第五章のが好きだぞ」とか「あたしは第二章がいいと思います」とか「え? 第四章なんて読んだことないよ」とか(T_T) いう返事が返って……えーと、読者の方々から、お答えを頂ければ、ですけれど。今後の参考になればいいなあ、とか思ったりして。
ついでに、FootNote へのアクセスに関しても考察。
FootNote ではトップ3を第一章の FootNote が独占。まあ、初めて見た人が「これはいったい、なんであらふか?」と思ってクリックするのだろう。
その下の順位からは、どういった FootNote が読まれるのかといった傾向が、なんとなく伺える。例えば FootNote 中の第4位〜第6位は、本文リンク元の文章自体が「望むだけ加代の中へと埋没して」みたいなものになっている。目を引く文章のほうがクリックしてもらいやすい、ということかもしれない。しかし、第二章7番の FootNote がこの位置につけているというのは、第二章自身のアクセス数から考えると、大健闘である。もしかして、この FootNote 自体が好かれているのだろうか。
本文のほうはアクセス数第1位を保持しつづけている第四章だが、FootNote へのアクセス数は最下位を保持しつづけている。これまた極端な話だ。第四章の FootNote で一番アクセス数を集めているのは……えーと……第四章9番のやつで、FootNote 中の順位は、あうう……19位。しかも第四章の FootNote のほとんどは、最下位グループを形成してランキングの底辺に固まっている。まさか、本文と FootNote の人気がこれほど両極端になるとは……。
まあ、FootNote のアクセス数差はどれもほんの1〜2件ていど。ちょっとしたまぎれがあれば、すぐ順位が入れ替わってしまいそうだ。が、それでも、第四章でいちばん頑張っている第四章8番と、事実上の1位である第五章5番との差は、18件。この差は、ちょっと埋めようがないのでは。
そういうわけで、第四章はやっぱり、謎の多い章なのだった。