なんという色だ。それに、ぬらりとひかっている……あのぬめりは、なんだ? 奥から溢れてきているのか? おねえの中から湧いているのか?
ああ、もっと近づきたい、もっとよく見たい、匂いを嗅ぎとりたい、手で触れたい、口で吸いたい。
地べたに這ってもいい、山犬と言われてもいい、せめて、せめて、口をあてるだけでも、舌でなぞるだけでもいいから触らせてくれ。お願いじゃ、おねえ。
突き出したおねえの尻の下に這いつくばらせてくれ。目隠しされても、両手を縛り上げられてもかまわん。おねえのそこに、その滴りの源に、ひと舐めで良いから舌を這わさせてくれ。一度でよいから、味わってみたい。一度でよいから、ぬくもりを確かめたい。一度でよいから、肉の感触を知りたい。
ああ、おねえ、おねえよ。
おねえの女の穴は、どんな味がするのじゃろう。おねえの子袋への道は、どんな柔らかさなのじゃろう。
おねえの女を知るのは、どんな男なのじゃろう。
ああ、おねえよ。
俺のおねえよ。