農場の二人
ジュリアが田舎のいとこの農場から家に帰ってきたのは日曜の夕方で、予定よりも少しばかり早かった。アパートに足を踏み入れた彼女は、居間のほうからなにやらぶぅんという音がするのを聞きつけた。忍び足でうす暗闇の中へ入っていくと、ルームメイトのジョアンナ・リーがビデオを見ていた。だがそれは、普通のビデオではなかった……主演は……30歳くらいの豊満な女性で、クォーターホースにかしずいている。[訳註:クォーターホース……1/4マイルレース用に改良された強壮な馬。短距離競走馬] 前ににじり寄りながら、ジュリアの心臓はどきどきしてきた。裸のジョアンナには、見られていない。彼女は四つん這いになって、画面で行われていることを見ながら、自分を愉しませることに忙しいようだ。ジョアンナが……片手を使って……見たこともないような大きなピンクの張り型を、自分に出し入れしているのが見えた。少なくとも1フィート(約30センチ)はあって、まるでビールの缶のように太い。ジョアンナはもともとは中国出身で、彼女の肢体はめったにないほど均整が取れている。そのうえ彼女は、性行為に関しては自由で開放的な見解をも持っている。
画面上の動きが激しくなるにつれ、ジョアンナのマスターベーションもそうなっていった。両脚は大きく開かれて、両のかかとは床の絨毯の上で2フィート(約60センチ)ほども離れている。彼女は手を身体の下へ伸ばし、張り型を性器の中に押し込みながら、呻いている女の中へ馬が突き入れるのを見つめている。女がオルガスムスを感じ始めているのは明らかだった。その瞬間、画面の馬がいなないた。その腰が、彼の特大の器官を女の性器の中へ深く押し込み、濡れた容器の奥に種を撃ち込んで、そのわずかな反動でぐぐっと突き始めた。
ジョアンナは大声で叫んで、その長く太い張り型を、締め上げる性器の奥へ押し込んだ。彼女の両眼は画面に釘付けだった。女の性器が、彼女の内部にほとばしった大量の熱い精液を溢れさせていく。ジュリアは自分のパンティの中へ湿り気がにじんでゆくのを感じながら、目の前で淫らな禁断の情景が展開されるのを見守った。ジョアンナはまだ四つん這いになって、息をはずませ、その胸を揺らして喘いでいる。ゆっくりと、彼女は絶頂から立ち戻ってきつつあった。あの長大な張り型が、彼女の愛液にてかりながら、のっそりとその通路から現れた。
今まで、性生活や性行為のことで、ジョアンナとジュリアの間にはどんな秘密も無かった。彼らは互いのプライバシーを尊重し、どちらも、時々は家で紳士たちと楽しんだ。さらに、自由な女性として一度ならず、互いに包容しあうことで、慰めと満足が与えられるのを感じたことがあった。だからジュリアには、こういう気恥ずかしい場面を「見られた」ことを、ジョアンナが気にしないだろうと分かっていた。
「楽しそうね、ジョアンナ」ジュリアは最後のほうでは笑いながら、部屋の中へ入っていった。「それにそれって、私が見たうちではいちばん大きなオモチャだわ」そう言って、ジョアンナの手にある、持っていられないほどに巨大な、濡れた張り型をじっと見つめた。
ジョアンナは絨毯にくずおれ、同居人を見上げて弱々しく微笑んだ。彼女の裸体が、今はジュリアに影響を与えつつあった。「ええと、あたし、このビデオをかしてもらったの。あなたも見たかも知れないけど……あたしは本当に見なきゃいけなかった。もし出来るなら……そう、あれほど壮大な逸物とやるなら」彼女は巨大な張り型を持ちあげ、旗のように振って見せた。
ジュリアは唾を飲みこんで言った。「今夜、それを私に貸して頂けないかしら?」ジョアンナは笑って、ジュリアの手に掴まって立ちあがった。「どうしてあたしたち二人で使わないの……?」答えを待つ間もなく、ジュリアは寝室へと連れて行かれた。
その夜遅く、彼女たちが互いの腕の中で汗ばみ、じゅうぶん堪能して横たわっているとき、ジュリアはジョアンナのほうを向いて言った。「知ってて欲しいんだけど、私があれの実物を用意できるってこと……あなたがそう望めばだけど。あれは……」まだ二人とも、自分たちの体の中に巨大な馬並みの張り型があったのを感じることが出来た。彼女たちの秘部はまだ脈打ち、どきどきしながら濡れていた。彼女たちの通路と淫花は早くもずっしりした侵入者に対応していた。いかにたやすく全てを中に受け入れることが出来たか、二人とも驚いていた。特に、たがいにほんの少し手助けしただけだったとあっては。潤滑液はさほど必要ではなかった。そういったものは、彼女たちの豊富な愛液が、張り型の侵入を苦もなく容易にしてくれた。
ジョアンナはくるりとジュリアのほうを振り向いた。「なんですって。じゃあ来週末にそうできるかしら、愛しい人。あたしを変な女だと思わないで欲しいんだけど、でも、馬と姦ることを考えたのは一度じゃないのは認めるわ……」その情景を思い浮かべるにつれ、彼女の声はだんだん消えていった。
ジュリアは言った。「いい考えがあるわ。明日、私はいくつか備品を持って農場に帰るの。それに私たち二人とも休みを取れるし。……もし、あなたがそんなに熱心なら」
「すごいアイディアだわ……ああ、神様、あたし待ちきれない……」ジョアンナは歓声を上げた。心臓がどきどき言っていた。彼女は興奮のあまり、ジュリアに抱きついた。そして女友達の太腿の前を撫で、覆いの下に滑りこむと、熟練した舌使いで同居人を狂ったように追いたて始めた。
農場の入口まで乗りつけた彼らは、ジェームスの小型トラックがガレージにないことに気づいた。ジェームスはこの貸し農場の共同オーナーで、時間の一部を彼の市の法律事務に、そして出来るかぎり同じ程度の時間をこの農場に当てている。
これ以上ないほど大急ぎで、二人の少女は車を降り、納屋へ向かった。彼女たちは早くも、ジーンズの股になにがしかの粘り気を感じていた。二人は納屋の開き戸をあけた。
そこに、2頭のクォーターホースが立っていた。どちらもわずか2歳ながら、クォーターホースのすばらしい見本だった。
「早く……この干し草の山で手伝って」ジュリアは言った。彼女の声はしゃがれて、軋んでいるように聞こえた。彼女は求めていた。性急に求めていた。彼女たちは大急ぎで山をこしらえた。それは肩くらいの高さにある棚の下まで届いた。「私、どうやるか知っていると思うわ」とジュリアは言った。彼女の目は興奮に見開かれていた。彼女たちはバケツ2杯の温かい水を持って、馬のところまで行った。ジュリアは手を下に伸ばし、馬の男根を愛撫し始め……肉棒がすぐさま鞘から滑り出た。だいたい45度くらいの角度で下を向いて……早くもすっかり堅く、少なくとも1フィート(約30センチ)の長さになっている。その長く黒い影が、馬の腹の下で揺れている。彼女は馬のその持ち物をどういうふうに注意深く洗うのか、ジョアンナに見せてやった。数分もしないうちに、彼女たちは知識を共有できた。
夏のことでだいぶ暑かったこともあり、わら山に敷物をかける前に、二人ともさっさと服を脱いでしまった。ジュリアもジョアンナも、かなり背が高かった。ジョアンナは長い黒髪で、大きくてたわわな胸をしている。サイズは40インチ(約102センチ)のDDカップで、アジア系としてはだいぶ標準外だ。対してジュリアのほうはブロンドだったが、胸のサイズは同じくらいあった。
「私のやり方を見ていて」ジュリアはささやくと、わら山へ馬を導いていった。彼女が棚の上にいくつかリンゴを乗せると、馬はリンゴを噛もうとして、前脚を棚に立てかけ、上を向いて立ちあがった。ジュリアはその下の山に背中をあずけてしゃがみ込むと、手をさしのべた。馬の男根が今にも掴めそう……掴めた。くつろいで足を前にひろげると、彼女の濡れた女陰の唇に向けられたその男根を、慎重に撫でる。馬は、何の誘導も必要とせずに、前のほうへとリズミカルに動き始めた。彼の下にいる「牝馬」の感触を悦しんでいる。ジョアンナは目を見開いて、馬の男根がジュリアの中へ、一撃ごとにさらに深くへと突き入れられていくのを見守った。ジュリアの目は自分に入っている男根に釘付けだった。彼女は足を外へ開き、肘で自分の体重を支えると、突いてきている男根を迎えるように腰を上へ突き上げ始めた。
ジョアンナはもう今にも絶頂に達してしまいそうになったので、大急ぎでジュリアの行動を繰り返した。わら山に横たわる前に、同じように、自分の上の棚にリンゴを置いておく。まるでそう訓練されたみたいに彼女の馬が立ちあがると、ジョアンナはためらいがちながらも、その太くて、堅くて、黒い男根を手の中に握ることが出来た。彼女の手はその周囲にほとんど回りきらなかった。だが興奮状態の彼女はお構いなしに、自分の濡れた通路の内部へ、馬の性器の最初の数インチをずんずん押し込んでいった。馬が突然に前へ動き、彼女は息を呑んだ。彼女の中に、1フィートもある彼の男根がほとんど全部、沈んでしまった。だが彼女は、これに対する備えは出来ている。数週間も、このイベントのために「特訓」してきたのだ。
「あぁっ、神様、こんなぴったり……な、なんて……いいの」それの律動に合わせていきながら、彼女はあやうくジュリアの名を大声で呼びそうになった。ジョアンナは後ろを向いて四つん這いになると、後ずさりしながら、可能なかぎり深くまで貫かれようとした。彼女は馬の動きをほとんど遮らなかった。彼は自分の男根を突き入れ、彼女のびしょ濡れになった通路を出たり入ったりしている。一度に、12インチ(約30センチ)もだ。その長く剛直な男根が濡れ光った姿をあらわすと、いかに深くまでジョアンナの飢えた性器のなかへ身を隠していたか、火を見るよりも明らかだった。
目を向けると、ジュリアはいかにも奇怪に見えた。馬が繰り返し突き入れ、押し入っている。明らかに、ジュリアと同じくらいその感覚を楽しんでいるのだ。ジュリアはいまや足を絡め、ほとんど座ったままの姿勢から、馬の背に脚を伸ばして、そのがっしりした肉体を自分のほうへ引き寄せている。大きなじゅぶじゅぶいう音が、彼らの結合から聞こえてくる。彼女の陰毛は、自分自身のものと、馬の交合いで出たジュースとで濡れそぼっていた。その全身が揺れ、痙攣している……低い呻きが、彼女の喉の奥から漏れはじめ、絶頂へと急速に近づいてゆく。「あぁぁぁ……あーーっ……うぅん……んん……姦ってる、姦ってるぅーーっ……」彼女は叫びはじめた。馬も、何が起こりつつあるのか感じたようだった。
ジョアンナもまた体を揺すっていた。胸が揺れ、転がる。目が閉じられ、大きな呻きが漏れる。ジュリアがちらりと見ると、親友は欲情して夢中になっているように見えた。ジュリアのほうでは、彼女の馬がいきなりさらに深くへ突き進み、彼女の中に熱い液体の噴流を撃ち込んだのを感じとった。繰り返し、馬がその強靱な肉体を身震いさせるのが感じられる。突き入れられ、彼女の奥深くに彼の熱い仔種が射精され、その全てが注がれて、彼女の淫唇から溢れはじめるまで、何度も。自らの愛欲の頂点に達して、彼女は叫んだ。両脚を宙で荒々しくもがきながら、自分の内部に溢れる熱い精液が燃え上がるのが感じられた。「いい!!」彼女は大声で絶叫した。「いい!! いい!! いい!!」そして彼の後ろに手を伸ばすと、馬の長大で剛直な肉棒を自分の股の中へ引き入れ、自分の中を完全に満たした。
親友の叫びをきいてジョアンナはさらに興奮した。自分の馬が突き入れ、さらにまた突き入れるてくるのを感じると、彼女もまた歯を食いしばって息を押し出し、息を荒げた。彼が一瞬、動きを止めた。その直後、彼女は最初の灼熱する精液が炸裂し、自らの膣道に溢れかえるのを感じ取った。彼女はまだしゃがんだままだった。彼女の尻が誘いかけるように背後に突き出されると、馬はその絶好の位置から、限界までつらぬいた。馬がいななくのを、彼女は聞いた。彼がそのあまりにも大量の精液を、自ら彼の下に潜りこんできた肉体へと撃ち込んでくる。彼女の淫唇が、肉棒をしっかりと咥えこんだ。彼が後ずさりすると、彼女の淫唇はまるで手のようにその周囲に巻きつき、彼がふたたび彼女の内部へと沈み込むと、彼らは内側へとたたみ込まれた。
馬たちの動きがゆるやかになった。「ズボッ」という2つの大きな音をさせて彼らが後ずさると、溢れかえっている容器から男根が引き抜かれた。たちまち、大量の白濁した液体の流れが、巨大で太い粘塊となって、少女たちの赤く膨れあがった淫唇から流れ出した。二人は身をくねらせ、震えた。責めあげられた肉体は汗まみれだった。
ジョアンナが、四つん這いになって、やっとのことでジュリアに言った。「すごい、あたし、こんなにいいなんて思わなかった……あたしたちだけの秘密にしておけるといいわね、あなた」身体じゅうが淫らな満足感で満たされていた。股間が疼き、突きまくられた悦楽の余波でひくついた。
ジュリアは弱々しく微笑んだ。彼女は肘に体重をあずけ、両脚は藁の山に乗り上げてしまっている。脚の間にある毛布は白い液体でずぶ濡れになり、彼女の太腿は汚され、べとべとしていた。「そうね、あなたのことはよく分からないけど、でも……私、次はあなたの『パートナー』とやってみたいわ……あなたが許してくれればよ、もちろん。そうして、あなたがやったみたいに、後ろからされてみたいの」
ジョアンナは笑って言った。「もし、あたしがあなたのやり方を試せるなら、ね。愛しい人……」彼女はジュリアの身体の下の、毛布の上に出来た、甘くて温かい精液の広大な水溜まりを見下ろした。さらに多くが、赤剥けになった内腿を滴り、腹部を越えて溢れている。彼女はゆっくりと寝返りをうって楽な姿勢をとり、片肘をついて身体を支えた。「今のが、交合いって言うのね」彼女は破顔した。「それに、もしかするとあたし、す・ぐ・に・も、もっとやるかもね」