3.虫遊び


仕事帰りに先に帰っていた和恵を家まで迎えに行き、一緒に夕食を食べてから、ホテルへ向かった。

和恵の家の方が、のんびり出来たが、虫が逃げたりした時困ると和恵が言ったのだ。

車を運転しなくていい和恵は、食事中からビールを開けて、ホテルに入る時には軽くほろ酔いの様子だった。



ホテルの部屋に入るとお約束でシャワーを浴びる。

倉田は汗臭い和恵も好きだと言ったが、夏場だし嫌だといって譲らなかった。

二人で軽くシャワーを浴びた後、倉田がごそごそ、これからする事の準備をしていると、ガウンを羽織った和恵が覗きこんで来た。

「これに虫が入ってるの?見せて」と和恵が乳白色をしたプラスチック製の小瓶を指差した。

倉田は「グロイよ。見て嫌になっても中止は無しだよ」と倉田は小瓶のキャップを外した。

小瓶を覗きこんだ和恵は蠢く虫の姿に「え〜ほんとにグロいよ〜。これが私の中に入ってくるんだ…」と不安と好奇心の、ない交ぜになった顔をした。

倉田は和恵に手を出すように言い、掌に三匹ほど虫を摘まみ出して置いた

和恵は「くすぐったい…良く見るとちょっと可愛いかも」と言ったが、或いはそう思い込もうとしているのかもしれない。

倉田は和恵をベッドに寝かせ、足をM字に開かせた状態にさせ「じゃあ早速試してみよう」と言い先ほど瓶から取り出した三匹を和恵の陰部に置き始めた。

小陰唇の内側に虫を置くと虫は襞の間を這いだし始めた。

和恵は「あ!あっ 動いてるよ。モゾモゾする」と言い少し悶えた。

虫は好き勝手に這いまわるので、割れ目から這い出してどっかに行こうとする。すると倉田が摘まんで置き直した。

アメリカミズアブの幼虫には細かい毛が沢山生えており、それが刺激になるらしく、外陰部を這いまわらせるのは結構気持ち良いようだ。また襞の隙間に頭を突っ込みながら探る様に移動する習性もいい刺激となるようだ。クリトリスの上を這ったり、包皮の隙間に顔を突っ込んだ時には本気の声を出していた。

倉田は「今度は、こっちに入ってもらおう」といい、摘まんで膣の入り口に差し込んだ。

和恵は「あん!中で動いてる!」といい目を閉じた。

しかしすぐ「あ、出てきた」というと二匹が膣前庭に出てきていた。

「もう一匹入ってるはずだけど、分かるか?」と聞くと「分からない」というので指を入れると第二関節くらい入れた所で指先に違和感を感じたので掻きだすと虫が出てきた。

やはり膣の奥は感覚が無いので、このくらい虫が一匹や二匹居ても感じる事は出来ないらしい。

この事は予想されていたので、倉田は作戦を考えてきていた。

いろいろ小道具を用意してきたのもその為の物である。



「そろそろ本番を始めよう」と言い倉田は先ほどの虫を回収すると、和恵の大陰唇をよく拭き始めた。

そして、直径30mm程の注射器の先をカットして、ただの筒とピストンだけにしたようなものに、30匹の虫を入れ、こぼさない様に和恵の膣口にあてがった。

和恵は「そんなに沢山入ってくるの!?ちょっと怖いよ〜」と言っていたが、倉田はそのまま器具のシリンダー部を膣の奥に差し込んだ。

次に、和恵の尻の下の布団や枕を入れて高くし、今度はピストンを徐々に押し込んで行った。

「和恵は あっ!入ってくる!お腹いっぱいになる」と言った。

ピストンを押し切ると倉田は素早くシリンダーを抜き取り、傍らに用意していた粘着包帯を取り出し、割れ目がピタッと合わさった状態にして貼り合わせてしまった。

さらに、傷口防水シートと書かれたテープを、粘着包帯の上から張り、和恵の陰部を完全に封印してしまった。

そしてベッドを平らに戻して、しばらく大人しく横たわっているように指示をした。

和恵は「お腹の奥がモゾモゾする」と言った直後「あ、出て来るのも居る」と言い「アソコ全体を這いまわっている!」といって悶え出した。

サシ虫などは膣内の環境を嫌がって、すぐに逃げ出してくるが、アメリカミズアブは、それほどでもないらしく、出来て来た個体もあるが、膣内にかなり残留しているようだった。

虫の量が多いので感度の鈍い膣内でも多少の圧迫感として感じられるのと、敏感な子宮頚部を這い回られるので、和恵はかなり感じている様で、身をくねらせて喘いでいた。

倉田はもうひと押ししてみようと、透明の直系3センチ程の半球状のキャップを二つ取り出した。おそらくガラポンのカプセルか制汗スプレーのキャップか何かだ。

そこに、今度は別の小瓶を出してきて、さっき中に入れたのとは別の虫を入れ始めた。

これは膣に入っているものよりもっと若い幼虫で、1センチほどでサシ虫より一回り大きいくらいの虫である。

それを20匹くらいづつキャップに入れた状態で、和恵の乳首の上に被せ、陰部を封印したテープで固定した。

これが倉田の用意した、もう一つの秘密兵器である。

この虫たちは小さいので口鉤の処置はしていないが、小さいのでさほど問題にならない。

和恵は「あん 乳首感じる!」といい切ない顔をした。

倉田は「ちょっとお散歩してみようか」と言い、和恵を立たせた。

部屋の中をゆっくり歩きまわらせる。

立ったり歩いたりする拍子に中の虫を刺激するらしく、さらに激しく虫が動くようだった。

和恵はまともに立っておれず、倉田にしがみつくようにしていた。

そんな和恵の姿に、倉田も我慢できなくなってきていた。

倉田は再び和恵をベッドに戻すと、四つん這いにさせ、ローションを持ち出して、和恵のアナルをマッサージし始めた。

アナルの刺激に和恵はさらに喘いだ

肛門を窄めると、膣にも刺激が行き、それが虫の動きにも影響を与えるのだった。

ある程度肛門が柔らかくなった時点で、倉田は和恵のアナルに、一物をゆっくり沈め始めた。

和恵は「駄目! もうおかしくなっちゃう!」といいシーツを強く掴んでいるのが見えた。

流石に壁越しに、虫の感触は分からないな、と倉田は思いながらゆっくり出し入れした。

ヒクヒクと締め付けてくる感触が、まるで自分の一物をむさぼり食われているようだった。

そのうち倉田も限界になってきて、フィニッシュに向かい激しく腰を動かし始めると、和恵も登り詰めてきて、二人は同時に果てた。



倉田はベッドに横たわり、息を整えていたが、和恵は時々「あっ」と声を出し、もじもじしている様子だった。

逝った後の敏感な部分を虫が這うのだろう。

このまましばらく、様子を見ておきたい気もしたが、あまり長時間虫が入ったままだと、感染症やアレルギーのリスクも高くなるため、そろそろ取り除いてやった方が賢明だと考え、倉田は和恵を導いて風呂場に連れて行った。

虫がこぼれても処置しやすいように、バスタブの中に立たせ、まず胸に貼りつけたキャップを取り外した。

白い肌に、キャップの食い込んだ円い型が乳輪の外側に残っている。

乳首はまだ硬く起っており、敏感になっているようだった。あるいは、少し腫れているのかもしれない。

虫が小さな口鉤で引掻いたり、長く虫と触れたせいで、アレルギー反応が出ているのかもしれないが、蚯蚓腫れのようなものや、発疹なども無いようなので、特に問題無い様に思われる。

次に股間のテープを外してゆく。

下に張った粘着包帯はもうベタベタで、湿気で粘着力を失っているようである。

やはりパンティーライナーか薄手のナプキンの様な吸湿剤を挟んでおくべきだったかもしれない。

上から張った防水フィルムを剥がすと一緒に全て剥がれた。

剥がしたそれは、愛液を吸って、ずっしりしており、虫も5匹程這っていた。

さて、封印を外した割れ目を観察する。

割れ目にそって、何匹も虫が挟まっているのが見える。

割れ目を開くと、大量の粘液と共に、虫の塊がボタっと落ちてきた、膣前庭付近や膣の入り口付近に居たものらしい。

割れ目の中には小陰唇の内側に3匹、小陰唇と大陰唇隙間にも3匹おり、さっき出てきた分を入れると、膣の奥に注入した虫は30匹中20匹程が膣口や外陰部へ移動してきていた様だった。

残りは膣の中に指を入れて、手探りで掻きだす事になる。

虫を探るため、指を動かしていると、和恵が切ない喘ぎ声を出す。

指先で膣の粘膜を探っていると、虫に触ると違和感があるので、すぐわかるのだが、後残り3匹程がなかなか見つからない。

おそらく、子宮頚部と膣の粘膜の間の襞に潜んでいると見て、指を深く入れ探るのだが、和恵が甘い吐息をあげるばかりである。

結局シャワーを膣に当て、ビデ代わりにして内部を洗浄すると、流れ出てきてきて、無事全て回収する事が出来た。



身体を拭いて倉田は和恵を抱きしめ、軽くキスすると「どうだった?」と聞いた。

和恵は「もう!意地悪…はずかしい…」と言って顔を赤らめた。

「気持ちよかった?」と聞くと「うん…変な…不思議な感じだった。今でもまだお腹の中がモゾモゾしてる気がする」

「痛かったりは無かった?」と聞くと「それは大丈夫だった、でもクリのとことかに来た時、ちょっと強すぎる時があった」

「またやっても良い?」

「もう、私凄い変態になっちゃうじゃない。虫となんて…今でも少し信じられない。夢みてるような気がする。でも、たまにだったら…」

そして、ふいに倉田の一物を軽く握り「ねえ…もう一回は無理?なんか奥の方がなんかムズムズして落ち着かないの。責任とって」

と甘えた顔で倉田を見た。

倉田は「仕方ないな…」と和恵の陰部を軽く指を這わすと、もうすっかり潤っていた。



第二回戦が終わり、二人は帰り支度をしていた。

倉田は使い終わった虫達を、トイレに流して処分しようとしていると、和恵が「その虫捨てちゃうの?可哀想だよ」と言った。

「なんか虫でも、こんな事すると、なんかちょっと可愛く思えちゃって…」

「私が連れて帰る。また育て方教えてね。」と和恵は嬉しそうに言った。

終わり



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