雑談の広場:コメント投稿
[ 793 ]
Re:小説を書いてみたいと思います。
[ 名前:
ノリチカ
]
[ 日付:
2006年08月13日(日) 11時08分
]
「こんな人前で気持ちよさそうにして・・・、本当に仲がよい夫婦ね!」
もはや恥も忘れ恍惚の表情で喘ぐ夕紀の前に加寿子がしゃがみこんだ。
「武丸は強いからあなたくらいの牝犬じゃないと満足できないのよね」
「・・・あ、ありがとう・・・ございます・・・」
夕紀には加寿子の言葉はよく聞き取れなかったがなんとなく褒められているように感じて朦朧と返事をした。加寿子の飼い犬である夕紀には飼い主の言葉を無視することは許されない。
武丸も腰を振る速度を緩め加寿子を見つめた。加寿子を見つめる武丸の目は良い妻を手配してくれた飼い主への感謝でいっぱいだった。
「夕紀、今日の記念に私からプレゼントがあるの。受け取ってくれるかしら?」
加寿子は幸せそうな二匹に満足しながらプラスチックでできた小さな物体を取り出した。そして夕紀の返事を聞くまでもなくその物体を夕紀の鼻に押し込んできた。
「あっ!!!」
夕紀の鼻に電流で打たれたような鋭い激痛が走った。加寿子が手にしていたのは鼻用のピアッサーだった。加寿子は夕紀の美しい鼻にピアス用の孔をしかもまるで家畜にするように鼻中隔に孔を開けたのだった。
加寿子はプラチナでできたリング状の大きなピアスを取り出すと開けられたばかりの孔に通した。美しい夕紀の顔に大きな鼻ピアスはいかにも滑稽で不似合いだった。しかもそのピアスはピアスというよりも家畜用の鼻輪といったほうが似つかわしい大きさだった。
「とってもお似合いよ。これでもうあなたを見ても人間だって思う人はいないわよ!」
「ありふぁとう・・・ごひゃひます・・・」
夕紀はなかなか退かない痛みに耐えつつ、また惨めさに耐えつつ感謝の言葉を述べた。何をされても飼い主に逆らうことは許されない、そして何をされても感謝しなければならない、悲しい牝犬の宿命だった。
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> 「こんな人前で気持ちよさそうにして・・・、本当に仲がよい夫婦ね!」 > もはや恥も忘れ恍惚の表情で喘ぐ夕紀の前に加寿子がしゃがみこんだ。 > 「武丸は強いからあなたくらいの牝犬じゃないと満足できないのよね」 > 「・・・あ、ありがとう・・・ございます・・・」 > 夕紀には加寿子の言葉はよく聞き取れなかったがなんとなく褒められているように感じて朦朧と返事をした。加寿子の飼い犬である夕紀には飼い主の言葉を無視することは許されない。 > 武丸も腰を振る速度を緩め加寿子を見つめた。加寿子を見つめる武丸の目は良い妻を手配してくれた飼い主への感謝でいっぱいだった。 > 「夕紀、今日の記念に私からプレゼントがあるの。受け取ってくれるかしら?」 > 加寿子は幸せそうな二匹に満足しながらプラスチックでできた小さな物体を取り出した。そして夕紀の返事を聞くまでもなくその物体を夕紀の鼻に押し込んできた。 > 「あっ!!!」 > 夕紀の鼻に電流で打たれたような鋭い激痛が走った。加寿子が手にしていたのは鼻用のピアッサーだった。加寿子は夕紀の美しい鼻にピアス用の孔をしかもまるで家畜にするように鼻中隔に孔を開けたのだった。 > 加寿子はプラチナでできたリング状の大きなピアスを取り出すと開けられたばかりの孔に通した。美しい夕紀の顔に大きな鼻ピアスはいかにも滑稽で不似合いだった。しかもそのピアスはピアスというよりも家畜用の鼻輪といったほうが似つかわしい大きさだった。 > 「とってもお似合いよ。これでもうあなたを見ても人間だって思う人はいないわよ!」 > 「ありふぁとう・・・ごひゃひます・・・」 > 夕紀はなかなか退かない痛みに耐えつつ、また惨めさに耐えつつ感謝の言葉を述べた。何をされても飼い主に逆らうことは許されない、そして何をされても感謝しなければならない、悲しい牝犬の宿命だった。 > >
もはや恥も忘れ恍惚の表情で喘ぐ夕紀の前に加寿子がしゃがみこんだ。
「武丸は強いからあなたくらいの牝犬じゃないと満足できないのよね」
「・・・あ、ありがとう・・・ございます・・・」
夕紀には加寿子の言葉はよく聞き取れなかったがなんとなく褒められているように感じて朦朧と返事をした。加寿子の飼い犬である夕紀には飼い主の言葉を無視することは許されない。
武丸も腰を振る速度を緩め加寿子を見つめた。加寿子を見つめる武丸の目は良い妻を手配してくれた飼い主への感謝でいっぱいだった。
「夕紀、今日の記念に私からプレゼントがあるの。受け取ってくれるかしら?」
加寿子は幸せそうな二匹に満足しながらプラスチックでできた小さな物体を取り出した。そして夕紀の返事を聞くまでもなくその物体を夕紀の鼻に押し込んできた。
「あっ!!!」
夕紀の鼻に電流で打たれたような鋭い激痛が走った。加寿子が手にしていたのは鼻用のピアッサーだった。加寿子は夕紀の美しい鼻にピアス用の孔をしかもまるで家畜にするように鼻中隔に孔を開けたのだった。
加寿子はプラチナでできたリング状の大きなピアスを取り出すと開けられたばかりの孔に通した。美しい夕紀の顔に大きな鼻ピアスはいかにも滑稽で不似合いだった。しかもそのピアスはピアスというよりも家畜用の鼻輪といったほうが似つかわしい大きさだった。
「とってもお似合いよ。これでもうあなたを見ても人間だって思う人はいないわよ!」
「ありふぁとう・・・ごひゃひます・・・」
夕紀はなかなか退かない痛みに耐えつつ、また惨めさに耐えつつ感謝の言葉を述べた。何をされても飼い主に逆らうことは許されない、そして何をされても感謝しなければならない、悲しい牝犬の宿命だった。