雑談の広場:コメント投稿
[ 682 ]
Re:小説を書いてみたいと思います。
[ 名前:
ノリチカ
]
[ 日付:
2006年05月10日(水) 21時04分
]
「・・・んっ・・・んっ?」
夕紀が意識を取り戻したとあたりに人影は無くそともすでに薄暗くなっていた。暖房のきいている部屋の中でも少し肌寒くなっていたが、夕紀が意識を失っているあいだ裸の夕紀の身体が冷えないように武丸がずっと寄り添ってくれていた。
「たけまる・・・さま」
夕紀は武丸の優しさにきづいて嬉しくなって武丸の首に抱きついた。
夕紀の顔と武丸の顔が近づいてそのまま重なった。武丸は長い舌を伸ばして夕紀の舌を求めた。夕紀も小さな口を開いて侵入してきた武丸の舌に自分の舌をからめた。
「んん・・・ん・・・」
人間同士とはだいぶ違うがはげしい情熱のこもったキスだった。
そのとき部屋の扉が開いた。
入ってきたのは加寿子、早智子、智美の3人だった。
「おあついのね。相思相愛みたいでうらやましいわ」
加寿子は楽しそうに微笑みながら夕紀に近づいてきた。
「夕紀、これがなんだかわかる?」
加寿子の手に握られていたのは赤い皮製の犬用の首輪だった。
「くびわ・・・です」
「そうよ、あなたの首輪よ。早智子さんたちとも話したんだけど今日からあなたは正式に我が家の飼い犬よ。よろしくね」
夕紀の顔がぱあっと明るくなった。
「あ、ありがとうございます」
「いいのよ、さあ着けてあげるわ。首を出して」
夕紀はこくりとうなづくとそっと首を差し出した。
夕紀の細く長いきれいな首に加寿子の手で首輪が巻かれた。カチャリと音がして留め金が締められた。夕紀の白い肌に赤い首輪がよく似合っていた。
夕紀は武丸のほうを向くと嬉しそうに微笑んで「ワン!」と一声鳴いた。武丸も嬉しそうに「ウォーン」と鳴いて夕紀の気持ちにこたえた。
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> 「・・・んっ・・・んっ?」 > 夕紀が意識を取り戻したとあたりに人影は無くそともすでに薄暗くなっていた。暖房のきいている部屋の中でも少し肌寒くなっていたが、夕紀が意識を失っているあいだ裸の夕紀の身体が冷えないように武丸がずっと寄り添ってくれていた。 > 「たけまる・・・さま」 > 夕紀は武丸の優しさにきづいて嬉しくなって武丸の首に抱きついた。 > 夕紀の顔と武丸の顔が近づいてそのまま重なった。武丸は長い舌を伸ばして夕紀の舌を求めた。夕紀も小さな口を開いて侵入してきた武丸の舌に自分の舌をからめた。 > 「んん・・・ん・・・」 > 人間同士とはだいぶ違うがはげしい情熱のこもったキスだった。 > そのとき部屋の扉が開いた。 > 入ってきたのは加寿子、早智子、智美の3人だった。 > 「おあついのね。相思相愛みたいでうらやましいわ」 > 加寿子は楽しそうに微笑みながら夕紀に近づいてきた。 > 「夕紀、これがなんだかわかる?」 > 加寿子の手に握られていたのは赤い皮製の犬用の首輪だった。 > 「くびわ・・・です」 > 「そうよ、あなたの首輪よ。早智子さんたちとも話したんだけど今日からあなたは正式に我が家の飼い犬よ。よろしくね」 > 夕紀の顔がぱあっと明るくなった。 > 「あ、ありがとうございます」 > 「いいのよ、さあ着けてあげるわ。首を出して」 > 夕紀はこくりとうなづくとそっと首を差し出した。 > 夕紀の細く長いきれいな首に加寿子の手で首輪が巻かれた。カチャリと音がして留め金が締められた。夕紀の白い肌に赤い首輪がよく似合っていた。 > 夕紀は武丸のほうを向くと嬉しそうに微笑んで「ワン!」と一声鳴いた。武丸も嬉しそうに「ウォーン」と鳴いて夕紀の気持ちにこたえた。 >
夕紀が意識を取り戻したとあたりに人影は無くそともすでに薄暗くなっていた。暖房のきいている部屋の中でも少し肌寒くなっていたが、夕紀が意識を失っているあいだ裸の夕紀の身体が冷えないように武丸がずっと寄り添ってくれていた。
「たけまる・・・さま」
夕紀は武丸の優しさにきづいて嬉しくなって武丸の首に抱きついた。
夕紀の顔と武丸の顔が近づいてそのまま重なった。武丸は長い舌を伸ばして夕紀の舌を求めた。夕紀も小さな口を開いて侵入してきた武丸の舌に自分の舌をからめた。
「んん・・・ん・・・」
人間同士とはだいぶ違うがはげしい情熱のこもったキスだった。
そのとき部屋の扉が開いた。
入ってきたのは加寿子、早智子、智美の3人だった。
「おあついのね。相思相愛みたいでうらやましいわ」
加寿子は楽しそうに微笑みながら夕紀に近づいてきた。
「夕紀、これがなんだかわかる?」
加寿子の手に握られていたのは赤い皮製の犬用の首輪だった。
「くびわ・・・です」
「そうよ、あなたの首輪よ。早智子さんたちとも話したんだけど今日からあなたは正式に我が家の飼い犬よ。よろしくね」
夕紀の顔がぱあっと明るくなった。
「あ、ありがとうございます」
「いいのよ、さあ着けてあげるわ。首を出して」
夕紀はこくりとうなづくとそっと首を差し出した。
夕紀の細く長いきれいな首に加寿子の手で首輪が巻かれた。カチャリと音がして留め金が締められた。夕紀の白い肌に赤い首輪がよく似合っていた。
夕紀は武丸のほうを向くと嬉しそうに微笑んで「ワン!」と一声鳴いた。武丸も嬉しそうに「ウォーン」と鳴いて夕紀の気持ちにこたえた。