雑談の広場:コメント投稿
[ 1200 ]
Re:落日2-6-3
[ 名前:
maxi
]
[ 日付:
2010年11月12日(金) 02時29分
]
数日後、彩子は父親に連れられて違う市にある産婦人科で診察を受けていた。
軽い問診の後に通された内診室には、歯医者にある診察台に似た台が鎮座していた。
普通の診察台と決定的に違うのは、半円筒の台の付いた支柱が両脇にあり、真ん中あたりに仕切りのためのカーテンがあることだった。
検査着に着替えた彩子は、パンティを脱いで用意されていたカゴに入れた。
看護婦の指示に従って内診台に乗り、半円筒の台に脚を載せる。ストラップで脚を拘束され、
検査着の裾が捲られた。大事なところをさらけ出す恥ずかしい格好に、彩子は顔を赤らめ、
同性とはいえ他人である看護婦の目から大事な部分を手で隠した。
「手は胸の辺りで組んでおいてね。隠してちゃ、診察できないでしょ?」
しぶしぶと彩子は言われたとおりに胸の前で手を組んだ。看護婦が仕切りのカーテンを閉める。
カーテンの向こうでこれから何が行われるのか、少し不安になった彩子は肩を抱き竦めた。
「消毒するから、ちょっと冷たいわよ。我慢してね」
カーテンの向こうから看護婦の声が聞こえ、アルコールで浸したガーゼで太腿やお尻の方までもが消毒される。
アルコール特有のスーッとする感覚に彩子は身を震わせる。程なくして看護婦が医師を呼んだ。
「診察を始めるね。緊張しないで、って言っても無理かな?」
カーテン越しに彩子に掛けられた穏和で優しい人柄を想わせる声は、彩子の緊張を解こうと少し戯けた調子で言った。
診察する医師が男性であることを知って、彩子は逆に躰を硬くした。
カーテンの向こうが少し明るくなり、ゴム手袋の指先で大陰唇を押し拡げられる。診察のためとはいえ、
知らない男性にアソコを見られるのはとても恥ずかしかった。
ゴム手袋に包まれた医師の指が膣内を探る。父親の指と舌による執拗な洞窟探検を思い出して、
思わず甘い声が漏れそうになったところで指が引き抜かれた。
「膣の中を見るための器具を入れるからね。ちょっと冷たいかもしれないけど我慢してね。それと痛かったら正直に言ってね」
一応温められてはいたものの、冷たい金属製のクスコが彩子の膣に挿し込まれた。少しずつ金属製の嘴が拡がり、
子宮口までもが医師の目に晒される。彩子は胎児の父親が、外で待っている実の父親であることを医師に知られるのではないかと不安になった。
「炎症なし。膣内に着色が認められます。超音波検査の用意を」
クスコが引き抜かれ、カーテンの向こうで何かの機械を準備しているのが音で判った。意外と大掛かりな装置らしい。
「ローションを塗るから、少しヒヤッとするよ」
再び拡げられた陰唇の間に冷たいローションが垂らされ、彩子は躰を硬くした。
「今から超音波プローブを入れるね。さあ、深呼吸して……。そう、リラックス、リラックス」
父親のペニスよりも細くて冷たいプラスチックの棒が、胎内を隅々まで探索する。カーテンの向こうから微かに漏れてくる医師たちの話し声に、
彩子は胎児の父親のことを話しているのではないかと再び不安になっていた。
数分が経ち、やっとプローブが引き抜かれた。
「はい。検査終了。着替え終わったら診察室に来てください」
医師が立ち上がり、内診室を出て行くのが分かった。また、看護婦にガーゼで下半身を綺麗にされた彩子は、漸く内診台の上から解放された。
投稿内容の編集
“>”で始まる行は、引用と見なされます。
“[[ 〜 || 〜 ]]”という形式で記述された部分は、ルビ表示になります。
“<---”という行と“--->”という行で挟み込まれた部分は、ネタバレ情報と見なされます。
プレビュー画面では、引用/ネタバレ情報などは、通常と違う色で表示されます。
(※)題名:
(※)名前:
メールアドレス:
ホームページ:
(※)コメント:
> 数日後、彩子は父親に連れられて違う市にある産婦人科で診察を受けていた。 > 軽い問診の後に通された内診室には、歯医者にある診察台に似た台が鎮座していた。 > 普通の診察台と決定的に違うのは、半円筒の台の付いた支柱が両脇にあり、真ん中あたりに仕切りのためのカーテンがあることだった。 > 検査着に着替えた彩子は、パンティを脱いで用意されていたカゴに入れた。 > 看護婦の指示に従って内診台に乗り、半円筒の台に脚を載せる。ストラップで脚を拘束され、 > 検査着の裾が捲られた。大事なところをさらけ出す恥ずかしい格好に、彩子は顔を赤らめ、 > 同性とはいえ他人である看護婦の目から大事な部分を手で隠した。 > 「手は胸の辺りで組んでおいてね。隠してちゃ、診察できないでしょ?」 > しぶしぶと彩子は言われたとおりに胸の前で手を組んだ。看護婦が仕切りのカーテンを閉める。 > カーテンの向こうでこれから何が行われるのか、少し不安になった彩子は肩を抱き竦めた。 > 「消毒するから、ちょっと冷たいわよ。我慢してね」 > カーテンの向こうから看護婦の声が聞こえ、アルコールで浸したガーゼで太腿やお尻の方までもが消毒される。 > アルコール特有のスーッとする感覚に彩子は身を震わせる。程なくして看護婦が医師を呼んだ。 > > 「診察を始めるね。緊張しないで、って言っても無理かな?」 > カーテン越しに彩子に掛けられた穏和で優しい人柄を想わせる声は、彩子の緊張を解こうと少し戯けた調子で言った。 > 診察する医師が男性であることを知って、彩子は逆に躰を硬くした。 > カーテンの向こうが少し明るくなり、ゴム手袋の指先で大陰唇を押し拡げられる。診察のためとはいえ、 > 知らない男性にアソコを見られるのはとても恥ずかしかった。 > ゴム手袋に包まれた医師の指が膣内を探る。父親の指と舌による執拗な洞窟探検を思い出して、 > 思わず甘い声が漏れそうになったところで指が引き抜かれた。 > 「膣の中を見るための器具を入れるからね。ちょっと冷たいかもしれないけど我慢してね。それと痛かったら正直に言ってね」 > 一応温められてはいたものの、冷たい金属製のクスコが彩子の膣に挿し込まれた。少しずつ金属製の嘴が拡がり、 > 子宮口までもが医師の目に晒される。彩子は胎児の父親が、外で待っている実の父親であることを医師に知られるのではないかと不安になった。 > 「炎症なし。膣内に着色が認められます。超音波検査の用意を」 > クスコが引き抜かれ、カーテンの向こうで何かの機械を準備しているのが音で判った。意外と大掛かりな装置らしい。 > 「ローションを塗るから、少しヒヤッとするよ」 > 再び拡げられた陰唇の間に冷たいローションが垂らされ、彩子は躰を硬くした。 > 「今から超音波プローブを入れるね。さあ、深呼吸して……。そう、リラックス、リラックス」 > 父親のペニスよりも細くて冷たいプラスチックの棒が、胎内を隅々まで探索する。カーテンの向こうから微かに漏れてくる医師たちの話し声に、 > 彩子は胎児の父親のことを話しているのではないかと再び不安になっていた。 > 数分が経ち、やっとプローブが引き抜かれた。 > 「はい。検査終了。着替え終わったら診察室に来てください」 > 医師が立ち上がり、内診室を出て行くのが分かった。また、看護婦にガーゼで下半身を綺麗にされた彩子は、漸く内診台の上から解放された。 >
軽い問診の後に通された内診室には、歯医者にある診察台に似た台が鎮座していた。
普通の診察台と決定的に違うのは、半円筒の台の付いた支柱が両脇にあり、真ん中あたりに仕切りのためのカーテンがあることだった。
検査着に着替えた彩子は、パンティを脱いで用意されていたカゴに入れた。
看護婦の指示に従って内診台に乗り、半円筒の台に脚を載せる。ストラップで脚を拘束され、
検査着の裾が捲られた。大事なところをさらけ出す恥ずかしい格好に、彩子は顔を赤らめ、
同性とはいえ他人である看護婦の目から大事な部分を手で隠した。
「手は胸の辺りで組んでおいてね。隠してちゃ、診察できないでしょ?」
しぶしぶと彩子は言われたとおりに胸の前で手を組んだ。看護婦が仕切りのカーテンを閉める。
カーテンの向こうでこれから何が行われるのか、少し不安になった彩子は肩を抱き竦めた。
「消毒するから、ちょっと冷たいわよ。我慢してね」
カーテンの向こうから看護婦の声が聞こえ、アルコールで浸したガーゼで太腿やお尻の方までもが消毒される。
アルコール特有のスーッとする感覚に彩子は身を震わせる。程なくして看護婦が医師を呼んだ。
「診察を始めるね。緊張しないで、って言っても無理かな?」
カーテン越しに彩子に掛けられた穏和で優しい人柄を想わせる声は、彩子の緊張を解こうと少し戯けた調子で言った。
診察する医師が男性であることを知って、彩子は逆に躰を硬くした。
カーテンの向こうが少し明るくなり、ゴム手袋の指先で大陰唇を押し拡げられる。診察のためとはいえ、
知らない男性にアソコを見られるのはとても恥ずかしかった。
ゴム手袋に包まれた医師の指が膣内を探る。父親の指と舌による執拗な洞窟探検を思い出して、
思わず甘い声が漏れそうになったところで指が引き抜かれた。
「膣の中を見るための器具を入れるからね。ちょっと冷たいかもしれないけど我慢してね。それと痛かったら正直に言ってね」
一応温められてはいたものの、冷たい金属製のクスコが彩子の膣に挿し込まれた。少しずつ金属製の嘴が拡がり、
子宮口までもが医師の目に晒される。彩子は胎児の父親が、外で待っている実の父親であることを医師に知られるのではないかと不安になった。
「炎症なし。膣内に着色が認められます。超音波検査の用意を」
クスコが引き抜かれ、カーテンの向こうで何かの機械を準備しているのが音で判った。意外と大掛かりな装置らしい。
「ローションを塗るから、少しヒヤッとするよ」
再び拡げられた陰唇の間に冷たいローションが垂らされ、彩子は躰を硬くした。
「今から超音波プローブを入れるね。さあ、深呼吸して……。そう、リラックス、リラックス」
父親のペニスよりも細くて冷たいプラスチックの棒が、胎内を隅々まで探索する。カーテンの向こうから微かに漏れてくる医師たちの話し声に、
彩子は胎児の父親のことを話しているのではないかと再び不安になっていた。
数分が経ち、やっとプローブが引き抜かれた。
「はい。検査終了。着替え終わったら診察室に来てください」
医師が立ち上がり、内診室を出て行くのが分かった。また、看護婦にガーゼで下半身を綺麗にされた彩子は、漸く内診台の上から解放された。