獣姦アンソロジーです。
出版が1991年ということからも推測できますが、本気度はかなり低めです。おちゃらけ作品もありますし、恩返しパターン(動物が人間に変身するもの)もあります。あまつさえ羊の作品は性交シーンなしという……。
このアンソロジー中で割りと真面目に獣姦している作品を挙げるとすれば、馬、犬、虎、牛(カバー下表紙)、猿、竜といったところでしょうか。次点で蛇。
中でも特に馬はかなり本気度が高く、しかも和姦系。現在でも充分に鑑賞に堪える作品です。獣姦モノで「和姦系」と言えば普通は「女性が自分の意思で動物とセックスする」という意味ですが、この作品の場合は両方向で和姦系です。つまり馬の方も自主的に人間の女性(ヒロイン)に対して欲情します。しかも本物の牝馬を振ったうえで、選択的にヒロインに対しての欲情です。馬/和姦系が好きな人にはお勧めの一編です。
「獣ランド」はとっくに絶版になっていますが、現在ではDMMアダルトの「単品ダウンロード」でPDF形式のデータを購入することが出来ます。
以下、参考までに収録作品リストです。