獣姦アンソロジーです。掲示板で死神さんから情報をいただいて、即、購入してきました。収録作品は全て獣姦もので、かつ、全て新作描き下ろしです。
このアンソロジーには、出版元のただならぬ熱意を感じます。相手役の動物も「犬/馬/豚/イルカ/熊/黒豹」と多様ですが、どうやら各作者さんたちは色々と勉強しているらしく、ペニスの形状や交尾の様子など、かなり現実に寄せて描かれています。私としては「ドルフィンセラピー(作・月森雅十)」が特に力作と感じました。ペニスの形状だけでなく動きや機能なども詳しく描かれており、写真を見て形状確認などというレベルではない調査を行っているようです。他の作品でも最低限、ペニスの形状はきちんと描かれていますから(あ、でも熊のは形状がイマイチ不明確ですね)、これは偶然ではなく、出版社側から資料提供なりチェックなりを行った結果であろうと推測します(違うかも知れませんが)。
収録作品の各々については、レビューを省略します。が、あえて1点だけ言うなら、収録作品は「ほぼ全て」が和姦です。少なくとも、本人が明らかに嫌がっているのを犯すような作品は、ありません。
「熊神(作・山田タヒチ)」では、過去の経緯として本人の意思ではなく熊と交合らされたことが説明されていますが、作中で描写されている時点では自主的な行為に進化しています。
「ドルフィンセラピー(作・月森雅十)」は恍惚状態の女の子をなし崩し的に姦ってしまっていますが、挿入前に色々されているにもかかわらず女の子は拒否していないので、半分以上は和姦と見ていいと思います。それにしても「ここのイルカは訓練してあるので」って、あなた……。けっこう訪問者は多いみたいですね。(^_^;
以下に収録作品の一覧を挙げておきます。
その他、参考までに。