獣姦というよりは、人間を動物になぞらえて(または動物を擬人化して)描かれた作品。♂/♀ともに動物っぽく描かれていますが、♂がほぼ完全に動物として描かれているのに対し、♀は耳だけ動物(兎、猫、etc)という状態です。姿は動物でも彼らは人間の言葉で会話しており、あまつさえ職業に就いていることもあります。まさに、タイトルにあるとおり「鳥獣戯画」といった感じです。
またセックス対象の女性はほとんどが幼い少女で、それと性交する動物(♂)も相手が低年齢であることを意識していたりします。
特色として、しばしば作品中に作者が顔を出し(ゴリラの姿をとっている)、さまざまな心理学的蘊蓄を披露します。これを邪魔と感じるかどうかは読者しだいだと思いますが、ストーリーの途中でまで現れるとちょっと鬱陶しいかもしれません。
とりあえず「人間の女性 × 動物のオス」という絵は頻繁に登場するので、人語を解したり、服を着ていたり、交尾結合しなかったり、といったところに目をつぶって、獣姦的シチュエーションだけを愉しむという手もあります。